【クアラルンプール】 マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)が24日に発表した、マレーシア航空の一時減便について、対象となる13路線が明らかとなった。いずれもクアラルンプール新国際空港(KLIA)発着路線となる。
日本線では、東京(成田)線が週12便から10便に、大阪(関西)線が9便から7便に減便となる。
その他、▽バンコク(スワンナプーム)線が42便から37便▽デンパサール線が22便から18便▽ホーチミン線が20便から19便▽ジャカルタ線が42便から40便▽ジッダ線が9便から7便▽メダン・クアラナム線が15便から12便▽ムンバイ線が10便から9便▽ソウル(仁川)線が13便から8便▽上海(浦東)線が10便から9便▽シンガポール便線が68便から66便▽ヤンゴン線が6便から4便――に減便される。減便は8月25日より順次開始される予定。
MAGは傘下のマレーシア航空、ファイアフライ(格安航空)、アマル(巡礼便)の3社の運航便数を12月まで一時的に削減すると発表。直近の運航遅延やフライトキャンセルなどの問題を受け、長期的な信頼性を確保し、混乱を最小限に抑えるための是正措置を実行するために、運航の縮小が必要だとしている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、8月26日)