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シンワワイズ、マレーシアのパームヤシ殻事業を売却

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 シンワ・ワイズ・ホールディングス(Shinwa Wise Holdings、本社・東京都千代田区)は3日、子会社のシンワARTEXが、全額出資するマレーシア子会社のシンワAPECマレーシア(SAM)の全株式を売却し、あわせて債権も放棄すると発表した。

SAM は2017年3月より PKS(パームヤシ殻)の販売事業を行ってきたが、PKSの原料であるパームヤシの仕入れ価格が上昇し利益を圧迫することや、パームヤシの量的な確保が困難になる可能性があるなどの要因がグループ業績に影響を及ぼす可能性があると判断。売却に踏み切った。SAMの株式譲渡により、グループの経営資源をアート関連事業に集中するため、非中核の再生可能エネルギー関連事業を縮小する。

株式の譲渡先や譲渡額については明らかにしていない。債権放棄額は約4億2,554万円で、2024年5月期までに貸倒引当金を計上している。

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