【クアランプール】 キャピタルAは24日、今年第3四半期(7―9月)の業績を発表。格安航空部門のエアアジア・アビエーション・グループ(AAG)5社(マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、カンボジア)について、年初9カ月の旅客者が4,500万人を突破したと明らかにした。ロードファクター(座席利用率)は90%と高い水準を維持した。
第3四半期でみると、5社の旅客数は前年比8%増の1,585万5,155人で、ロードファクターは89%だった。エアアジア・マレーシアの旅客数は13%増の758万3,348人に上り、ロードファクターは89%となった。スバン空港(セランゴール州)へのジェット機乗り入れ再開を受けて8月下旬に開設されたサバ・サラワク州への路線の搭乗率は92%に達した。
旅行アプリ「エアアジア・ムーブ」を使ったエアアジア以外のフライトとホテルの予約が急増した。決済サービス「ビッグペイ」でも、第3四半期のカード利用者は前年同期比8%増の157万3,987人となった。新規ユーザーの44%がムーブ経由だった。
また貨物・物流部門であるテレポートは、貨物輸送量が前年同期比31%増の7万7,341トンに達し、貨物、配送部門ともに力強い成長軌道を維持した。
(ベルナマ通信、10月28日、キャピタルA発表資料)