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日清オイリオ子会社、ガスマレーシアからバイオメタン購入

【クアラルンプール】 日清オイリオのマレーシア子会社、インターコンチネンタルスペシャリティファット(ISF)は、ガス・マレーシア子会社のガス・マレーシア・エナジー・アンド・サービシズ(GMES)からバイオメタンの供給を受ける契約を締結した。

バイオメタンには国際持続可能性カーボン認証(ISCC)プラスの証明書が付いている。ISCCプラス認証は、再生可能な材料やリサイクル材料を使用した製品を認証する国際的な認証制度で、食品、飼料など、持続可能な原料や中間材、最終製品、関連するサプライチェーン上の事業者が対象。

締結式に立ち会ったガス・マレーシアのアハマド・ハシミ最高経営責任者(CEO)は「これまで化石燃料に依存してきた産業における再生可能エネルギー(RE)の採用を前進させる一歩となる契約だ」と語った。

パーム油工場の廃液を原料にバイオメタンを生産するもので、循環経済のモデルになり得る。二酸化炭素排出が削減されることで、ISFの環境・社会・統治(ESG)目標の達成にも貢献するという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、11月2日、マレーシアン・リザーブ、11月1日)

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