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マレーシア人の対中感情、好意的が77%に倍増=ムルデカ調査

【クアラルンプール】 世論調査機関、ムルデカ・センターが発表したマレーシア人の対中感情に関する最新調査によると、マレーシア人の77%が中国に対して好意的だと回答し、2年前の調査の39%から大幅に改善したことが分かった。

同調査はマレーシア・中国国交樹立50周年を記念して行われたもので、全国の成人1,225人を対象に実施。内訳はマレー系52%、華人29%、インド系7%、イスラム教徒の非マレー・ブミプトラ6%、非イスラム教徒の非マレー・ブミプトラ6%だった。前回調査で67%が好意的だった華人は90%に上昇、前回28%だったマレー系も73%に大幅改善した。

両国の関係については84%が「良い」と回答。前回の70%から大幅に増加した。「悪い」は9%にとどまり、前回の20%から減少した。過去2年間で中国への印象が良くなったとの回答は62%に上り、「変わらない、もしくは悪化した」は31%にとどまった。

両国関係の方向性については、「正しい方向」が77%で、「誤った方向」は12%にとどまった。

昨今急増している中国によるマレーシア投資については、「肯定的」が82%で、「否定的」は9%にとどまった。両国の協力分野については、「デジタル経済」が20.0%と最も多く、これにインフラ開発、観光、製造、電気自動車(EV)が続いた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、12月18日、ムルデカ・センター発表資料)

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