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来年は自動車販売減の見込み、ガソリン補助削減が影響か

【ペタリンジャヤ】 金融機関は2025年の自動車販売台数が今年を下回ると予想している。ガソリン補助の部分撤廃と輸入価格(OMV)改定が影響するとみられるためだ。

CIMB証券は来年の販売台数を、今年(推定値)より4%少ない75万5,000台と予想している。一方で電気自動車販売は増加が見込めるという。

OMVは輸入された時点の自動車価格(輸送費、保険料、販売・引き渡しに伴うそのほかの費用を含む)で、マレーシア自動車協会(MAA)はOMV改定により、マレーシアで組み立てた車両の店頭価格は8-20%上昇すると予想していた。しかし改定は延期されている。

ガソリン補助の削減は電気自動車販売にはプラスで、BMW、ミニ、ポルシェ、BYD、ボルボなど多様なブランドを扱うサイム・ダービーは好業績が期待できるという。しかし政府はレギュラーガソリン消費者の85%について、補助を継続する方針で、価格が手ごろな国民車は人気を維持し、シェアはプロトン、プロドゥア2社で65%が予想されるという。

メイバンク・インベストメントは来年75万台の販売を予想している。今年の推定値(80万台)を下回るが、コロナ以前の60万―65万台を上回る。小売価格10万リンギ以下の手頃な価格帯の自動車が販売の中心になるという。
(ザ・スター電子版、12月18日、ポールタン、12月19日)

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