【クアラルンプール】 マリオット系列の5つ星ホテル「アイコニック・マージョリー・
同ホテルは、米マリオット・インターナショナルの中でも、
運営するのは、不動産開発アイコニック・
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ペナン・プロパティ・トーク、
【クアラルンプール】 マリオット系列の5つ星ホテル「アイコニック・マージョリー・
同ホテルは、米マリオット・インターナショナルの中でも、
運営するのは、不動産開発アイコニック・
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ペナン・プロパティ・トーク、
【クアラルンプール】 持続可能なパーム油の新たな基準「
基準策定機関のマレーシア・サステナブル・パームオイル(
MSPO2.
ジョハリ・アブドル・ガニ農園一次産業相は「
(ザ・スター、ボルネオ・ポスト、1月2日、ベルナマ通信、
【ジョホールバル】 ジョホール州政府は、今月からの週末公休日の土・
州投資・貿易・消費者問題・人材委員会のリー・ティンハン議長(
これまで金・土曜となっていた週末公休日の変更は、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ザ・スター電子版、
【クアラルンプール】 首都圏軽便鉄道(LRT)ケラナ・
消防レスキュー局によると、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、フリー・マレーシア・
第512回 2025年のマレーシア経済の見通しは
2025年1月、トランプ政権が発足します。様々な点で米国の経済政策がどうなるか不透明な中、マレーシア経済の2025年はどうなるでしょうか。
マレーシア政府は2025年の経済成長率を4.5%〜5.5%と予測しています。2024年の経済成長率が5.0%を少し上回りそうな中、政府としては2024年とほぼ同様の経済成長率を見込んでいると言えます。
一方で、世界銀行は2025年のマレーシアの経済成長率を4.5%、IMFは4.7%と予測しています。これは、マレーシアの政府の予測の下限に近いものです。筆者も現在のところ、2025年のマレーシアの経済成長率は政府予測の下限か、それを少し下回るのではないかと考えています。4.2%〜4.7%程度ではないかと予想します。
理由は以下の通りです。まず、現在のマレーシア経済は民間消費が徐々に減速する中で、投資が二桁の伸びを示して経済を支えています。産業別に見ると製造業もサービス業も強いとはいえない状況の中で、建設業が20%近い伸びを示しています。世界経済についての不透明感が強まる中で、これ以上の速度で投資が伸びる可能性は低いと筆者は考えます。
そうなると、これまでのように民間消費や投資が経済を支えつつも、輸出が伸びていかなければ5%台の経済成長は難しいことになります。そこで障害となるのがトランプ政権の関税政策の不透明性です。
図1はマレーシアの国別輸出のトップ3であるシンガポール・中国・米国向けの輸出の推移です。次期大統領がトランプ氏になる可能性がでてきた10月、それが決まった11月と、米国向けの輸出が大幅に伸びていることが分かります。
図2はマレーシアの米国向けの輸出の過去3年間について比較したものです。10月は前年同月比32.5%、11月はと57.3%もの伸びを示しています。つまり、減速気味だったマレーシアの輸出が直近で持ちこたえているのは、トランプ政権の関税引き上げを見越した米国向けの輸出の「前倒し」がひとつの要因になっていることが分かります。
こうした米国向け輸出の「前倒し」はいつまでも続くものではありません。いずれ、前倒しの反動が出る時期がやってきます。つまり、2025年のマレーシアの米国向けの輸出は、通年では2024年第4四半期のように大幅に伸びることは期待できません。
本連載509回で述べたように、トランプ政権の関税政策がマレーシア経済に与える影響はそれほど大きくなることはないと考えられます。しかし、その不確実性が世界経済にマイナスに作用する中で、2025年マレーシア経済は減速気味に推移するものと考えられます。
熊谷 聡(くまがい さとる) Malaysian Institute of Economic Research客員研究員/日本貿易振興機構・アジア経済研究所主任調査研究員。専門はマレーシア経済/国際経済学。 【この記事のお問い合わせは】E-mail:satoru_kumagai★ide.go.jp(★を@に変更ください) アジア経済研究所 URL: http://www.ide.go.jp |
第890回:やりがい搾取(5)残業するホモ・サピエンス?
あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願いします。前回は、努力と報酬の不均衡(effort-reward imbalance, ERI)がストレスや病気の原因であるというお話でした。なぜでしょうか。
この問を解く手がかりは、狩猟採集で生活している先住民が、がん、心血管疾患、高血圧、2型糖尿病などのERIに伴う病気に苦しむことがほとんどないという事実にあるのかもしれません。これらの病気は、農業が私たちの生活に定着し、定住生活を送り始めた頃に発症するようになりました。ある文献によれば、私たちの脳と体は、約20万年前に現生人類であるホモ・サピエンスがアフリカに現れて以来、ほとんど変わっていません。彼らのように狩猟中心の生活を送っているのなら、報酬に見合った努力をするだけでバランスが崩れることを心配する必要はありません。お腹が空いたら生き残るために動物を攻撃し、お腹がいっぱいになると、またお腹が空くまで狩りをしません。私たちの心と体は、狩猟によって生きるようにプログラムされているのかもしれません。
しかし、我々は、しばしばこの生物学的法則に反し、近い将来に必要のない報酬を求めて努力します。例えば、組織内で良い評判を得ることが、今は重要でなくても、将来の昇進の機会に関係しているからかもしれません。あるいは、今は非効率的で時間がかかっていても、将来の海外展開のためには、グローバルな倫理基準を遵守する必要があるからかもしれません。その結果、長時間残業、休日労働など、報酬に反映される組織の期待を超える努力をしてしまい、また、疲れた心身を癒すためにアルコールや甘いものを過剰に摂取してしまい、さらなる心身の不調を引き起こしてしまうことがあります。このように、人間が作り出した社会システムに対する脆弱性が、ERIによる心身の崩壊にかかりやすい原因なのかもしれません。したがって、この未解決の問題に取り組むためには、進化生物学や脳科学など、人間の特殊性に関連するさまざまな分野の視点を取り入れる必要があるかもしれません。次回に続きます。
Kokubun, K. (2024). Effort–Reward Imbalance and Passion Exploitation: A Narrative Review and a New Perspective. World, 5(4), 1235-1247. https://doi.org/10.3390/world5040063
國分圭介(こくぶん・けいすけ) 京都大学経営管理大学院特定准教授、東北大学客員准教授、機械振興協会経済研究所特任フェロー、東京大学博士(農学)、専門社会調査士。アジアで10年以上に亘って日系企業で働く現地従業員向けの意識調査を行った経験を活かし、産業創出学の構築に向けた研究に従事している。 この記事のお問い合わせは、kokubun.keisuke.6x★kyoto-u.jp(★を@に変更ください) |
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 在マレーシア日本大使館は、
危険レベル3は「渡航中止勧告」で、危険レベル2は「
これによりタワウ、サンダカン、
日本大使館は、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 クランタン州政府は、州内のすべての飲食店経営者に対し、
同州イスラム開発・宣教活動・情報・地域関係委員会のアスリ・
同州マレー飲食業者協会(PERMEKA)のニック・
ハラル認証取得は1974年以来、
【クアラルンプール】 マレーシア半島部の基本電気料金は7月から、1キロワット時(
マレーシアの電気料金は、基本料金と、
2025年上半期(1―6月)については、エネルギー移行・
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、ベルナマ通信、
【プトラジャヤ】 アンワル・イブラヒム首相は12月31日、
アンワル氏は、
低所得層に対する現金給付については、予算枠を30%、
演説の締めくくりにアンワル氏は国家としての団結、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ベルナマ通信、マレー・