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ポートクラン、24年コンテナ取扱量で世界10位に=運輸相

【クアラルンプール】 ノースポートとウェストポートの2つの港からなるセランゴール州のポートクランは、コンテナ取扱量に基づく2024年の世界ベスト10コンテナ港にランクインする見通しだ。

ポートクランは2023年、海運専門誌「ロイズ・リスト」の世界トップ100コンテナ港で、前年の13位から2つ順位を挙げ、11位になった。2024年の公式ランキングはまだ発表されていないが、アンソニー・ローク運輸相は7日、内部計算によると10位を獲得すると語った。2023年の年間取扱量1,406万TEU(20フィート標準コンテナ換算)に対し、運輸省はこれまで2024年全体で5.5%増の1,483万TEUになるとの予測を示している。

政府は昨年、ポートクラン3番目となる港の開発計画を発表。セランゴール州のケリー島に280億リンギをかけ、年間3,000万TEUのコンテナ処理能力を備える計画で、2060年までに完成する予定。

ローク氏はジョホール州のタンジョン・プルパス港で今年進められる拡張計画などにも言及。これらの港での燃料補給産業は、年間成長率が4%で、世界市場規模は2030年までに1,600億米ドル(7,180億リンギ)に達するとし、「海洋エコシステムを強化し、成長と革新の機会を創出する」と述べた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、ベルナマ通信、1月7日)

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