【クアラルンプール=アジアインフォネット】 奈良県は、奈良県産のいちごと柿の輸出プロモーションをマレーシア(首都圏クランバレーとペナン)の高級スーパーマーケットで10日から16日まで開催する。

農林水産物の輸出拡大が見込めるマレーシア市場へ奈良県産農産物の販路開拓を図るのが狙い。現地小売店でのテスト販売、プロモーションの実施を通して、マレーシア国内における現地ニーズを把握し、県産農産物の販売ターゲットを明確にするとともに、マレーシア市場の有望性を検討する。

開催店はジャヤ・グローサーの4店舗(ガーデンズ・モール、スターリング・モール、サンウェイ・ピラミッド、ガーニー・パラゴン)と伊勢丹KLCCの合計5店舗。奈良県産のいちご(古都華)と柿(富有柿、あんぽ柿)を展示即売している。あんぽ柿は半熟の干し柿となっている。

16日にはミシュラン掲載店で試食会を実施する。同店シェフが考案したメニューが披露され、マレーシアの著名シェフやスーパーマーケットから20人が招待される予定。