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第4四半期のGDP成長速報値は4.8%、通年は5.1%=統計局

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局は17日、2024年第4四半期(10ー12月期)のマレーシア国内総生産(GDP)成長率の速報値を発表。前期(7ー9月期)のプラス5.3%を下回るプラス4.8%と予測した。正式発表は2月14日を予定している。

セクター別では、牽引役のサービス業は、前期のプラス5.2%からやや改善しプラス5.3%の堅調な成長を維持。卸売・小売業、輸送・倉庫、情報・通信のサブセクターが貢献した。

製造業は前期のプラス5.6%から減速したもののプラス4.3%成長を維持した。電気・電子・光学製品、石油、化学、ゴム・プラスチック製品、植物性・動物性油脂、食品加工品の増加が貢献した。

農業は天然ゴムが二ケタの成長を遂げたもののアブラヤシや林業の減速が響いて、前期のプラス3.9%から0.6%のマイナス成長に転落した。 鉱業・採石業は原油・コンデンセートの生産が減少したものの、天然ガスの生産増に下支えされて前期のマイナス3.9%からマイナス1.4%に持ち直した。

建設業は住宅及び非住宅建設の成長に支えられ、前期のプラス19.9%からほぼ横ばいのプラス19.6%となった。

2024年通年のGDP成長率速報値はプラス5.1%で、前年の3.6%を上回った。セクター別ではサービスがプラス5.3%、建設がプラス17.2%、製造業がプラス4.2%、鉱業・砕石がプラス0.8%、農業がプラス3.0%と、いずれもプラス成長となった。

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