【クチン】 三菱商事の菊地清貴常務執行役員(シンガポール支店長)が3日、
菊池氏によれば、将来の戦略、
サラワク州はカーボンニュートラルにおいて東南アジアの中心地に
三菱商事とサラワク州の協力関係は50年に及ぶ。
(ボルネオ・ポスト電子版、2月3日)
【クチン】 三菱商事の菊地清貴常務執行役員(シンガポール支店長)が3日、
菊池氏によれば、将来の戦略、
サラワク州はカーボンニュートラルにおいて東南アジアの中心地に
三菱商事とサラワク州の協力関係は50年に及ぶ。
(ボルネオ・ポスト電子版、2月3日)
【クアラルンプール】 金融アナリストらは2025年の自動車総需要量(TIV)
最も高い前年並みの80万5,000台と予想したのはケナンガ・
逆に、前年比11%
CIMB証券は前年比7%減の76万台と予測している。特に、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月31日、エッジ、
【セパン/ジョホールバル】 新たな国境管理機関、マレーシア国境管理・保護庁(AKPS)
これまで複数の政府機関が担っていた国境管理機能を一元的に引き
ファディラ副首相は「友好的で能率の良い国境を確保する。
国境管理の一元化で円滑な検問の実現を特に期待しているのがシン
(ザ・スター、2月4日、ザ・サン電子版、ベルナマ通信、
第561回 アフガニスタンとトルコ、イスラム銀行の連携強化
Q: アフガニスタンのイスラム銀行はトルコと連携を強める目的は?
A: 2021年にタリバンが政権を獲得して以来、いまだ混乱が続くアフガニスタンであるが、12月29日にアフガニスタン中央銀行が発表した声明によれば、トルコのイスラム銀行関係者による3日間のトレーニングが実施され、アフガニスタンのイスラム銀行の従業員が受講した。
アフガニスタン中央銀行の副総裁などが列席して華々しく開催された3日間のプログラムにおいては、イスラム銀行の原則や、ハナフィー法学派にもとづくイスラム法に準拠した金融商品のあり方について、集中的なトレーニングが行われた。プログラムは、トルコ参加銀行協会(トルコではイスラム銀行のことを参加銀行と呼ぶ)で指導経験があるインストラクターによって実施された。
アフガニスタン中央銀行幹部によれば、国内において利子の伴う取引はすでに全て停止されている一方で、イスラム金融商品・サービスの能力の強化も必要であることから、職員の能力強化のために今回のプログラムが実施されたという。この点に関して、従来からイスラム金融の強化を目指して各国や国際機関に支援を求めていた。IMFや世界銀行といった国際通貨機関と関係が悪化している現状では、イスラム諸国との連携を模索している。すでにカタールやイスラム開発銀行との関係は確固たるものであるが、今回の従業員の能力開発については、トルコのイスラム銀行の団体に協力を求めた。
昨年6月にアフガニスタン中央銀行が発表したところによれば、アフガニスタン通貨の対米ドルレートが安定してきていることから、イスラム式の預金残高は対前年比で4%拡大するなど順調に発展している。金融資産、とりわけ民間の預金は治安が回復し経済が安定して初めて拡大することが可能になる。今回のプログラムが、安定拡大に技術的に貢献することに期待がかかる。
福島 康博(ふくしま やすひろ) 立教大学アジア地域研究所特任研究員。1973年東京都生まれ。マレーシア国際イスラーム大学大学院MBA課程イスラーム金融コース留学をへて、桜美林大学大学院国際学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。2014年5月より現職。専門は、イスラーム金融論、マレーシア地域研究。 |
【クアラルンプール】 今年第3四半期に開業予定のショッピングモール「
開発を手がける不動産開発大手のサイム・ダービー・
KLGCCモールは、クアラルンプール市西側に位置し、
(ザ・スター、1月24日、エッジ、1月23日)
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 EC運営代行のサイバーレコード(本社・熊本県熊本市)
マレーシア新会社の名称はサイバーレコード・マレーシアで、
サイバーレコードは、
【クアラルンプール】 4月に開幕する大阪・関西万博について、ファディラ・
ファディラ副首相はこの日、テンク・
また、貿易・投資誘致額について、
万博は4月13日―10月13日までの6カ月間開催される。
(ベルナマ通信、1月28日)
【シャアラム/ニューヨーク】 政府は中国の人工知能(AI)開発スタートアップ、
ディープシークはオープンソースの大規模言語モデル(LLM)
米国政府はバイデン政権末期に、安全保障上の脅威を理由に、
(エッジ、2月2日、ザ・スター、1月30日、ストレーツ・
第514回 2024年のマレーシアの貿易はどう変化したか:輸出編
マレーシアの2024年の輸出は前年比5.7%増の1兆5077億リンギとなり、前年の8.0%減からやや持ち直しました。ただ、これには「トランプ関税」に備えた第4四半期の駆け込み輸出が含まれており、今後どうなるかは予断を許しません。連載の今回と次回では、マレーシアの2024年の米中向けの貿易がどのように変化したのかを品目別に分析していきます。
表1,表2はそれぞれ2024年のマレーシアの対米国、対中国の輸出額を上位10品目を前年との比較でみたものです。2024年のマレーシアの対米輸出は前年比23.2%増加し、国別ではシンガポールに次いで2位となり、3位の中国を上回りました。アメリカ向け輸出が通年で中国を上回ったのは2008年以来16年ぶりとなります。
品目別にみると、全般的に大きく増加していますが、記憶装置・記憶媒体の輸出が2.8倍に増えているのが目立ちます。一方で、上位10品目で唯一減少しているのが半導体デバイスで22%減となっています。内訳を詳しく見ると、太陽光パネルモジュールが33.1%と大幅減、一方で未組み立ての太陽光発電セルが58.4%増となっています。ここからは、米国の太陽光パネルに対する制裁を回避するため、マレーシアから完成品ではなく部品を米国に送っていることが読み取れます。
一方、中国向けの輸出は前年比2.2%減となりました。対中輸出は大幅に落ち込んでいるわけではありませんが、減少が目立つのは輸出額1位の集積回路で、前年比15.6%減となっています。内訳を詳しく見ると、集積回路の完成品の輸出額は前年並みなのに対し、半導体の部品は前年比57.2%減と大幅に減少しています。これは、米中対立で中国産の半導体を米国に輸出することが困難になっていることで、その生産に用いる部材のマレーシアからの輸出が大幅に落ち込んでいると推測できます。
このようにみてくると、2024年のマレーシアの米中向け輸出の変化は、米中対立と米国の通商政策に敏感に反応してたものといえます。2025年はトランプ政権下でどのような通商政策が打ち出されるか不透明で、マレーシアの米中向けの輸出もそれに対応して大きく変化する可能性があります。
熊谷 聡(くまがい さとる) Malaysian Institute of Economic Research客員研究員/日本貿易振興機構・アジア経済研究所主任調査研究員。専門はマレーシア経済/国際経済学。 【この記事のお問い合わせは】E-mail:satoru_kumagai★ide.go.jp(★を@に変更ください) アジア経済研究所 URL: http://www.ide.go.jp |
【クアラルンプール】 ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)のムハマド・
昨年のIPOは55社で、資金調達額は計74億リンギ、
アブドル・ワヒド会長によると、
(ザ・スター、1月28日、ベルナマ通信、ビジネス・トゥデー、