On 2025年2月10日2025年2月7日 by asiainfo Posted in 日本関係 【クアラルンプール】 信販大手のジャックス(本社・東京都渋谷区)は6日、マレーシアで中古自動車の割賦(分割払い)販売を手がけるカーサム・キャピタルの株式49%を取得すると発表した。マレーシアの金融市場参入は、ジャックスにとって東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国目となる。 カーサム・キャピタルは、マレーシアを中心にシンガポール、タイ、インドネシアなどで中古車を販売するカーサムのグループ企業。カーサムは、マレーシア国内の中古車市場の約25%にあたる年間12万台以上を取り扱っており、毎年10%程度のペースで販売台数が増加しているという。カーサムは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)から出資を受けており、同じMUFGのジャックスにとって現地法人にあたる。 株式取得額は35億円で、4月中旬に行われる予定。ジャックスがこれまで培ってきた割賦事業のノウハウを提供しつつ、今後はほかの国でも新規進出を図っていく。 (フリー・マレーシア・トゥデー、ザ・サン、2月6日、ジャックス発表資料)