【クアラルンプール】 首都圏クランバレーの高速道路で2月19日より、朝夕のピーク時間帯の大型車両通行が禁止される。マレーシア高速道路庁(LLM)のサザリ・ハルン長官が明らかにした。大型車両の時間帯通行制限は昨年10月21日に公示されていた。
首都圏における特定の高速道路の渋滞緩和が目的で、時間は月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前6時30分から午前9時30分まで、午後4時30分から午後7時30分まで。対象となる大型車両はバスを除く、2軸6輪のクラス2自動車、および3軸以上のクラス3自動車。ただし清掃車、廃棄物運搬車、家庭ごみ運搬車、緊急サービス、高速道路の保守作業に携わる大型車両には適用されない。
対象となる高速道路は▽南北高速道路(NSE)▽新クランバレー高速道路(NKVE)▽南北高速道路中央リンク(ELITE)▽ドゥタ―ウル・クラン高速道路(DUKE)――の4路線。対象区間はNSEはスンガイ・ブローとブキ・ランジャン(両方向)の456.0キロ―459.3キロ区間、NKVEはシャアラムとジャラン・ドゥタ(両方向)の9.0キロ―31.0キロ区間、ELITEはシャアラムとバンダル・サウジャナ・プトラ(両方向)の1.03キロ―16.2キロ区間で、DUKE高速道路は全線となっている。
(ザ・スター電子版、ザ・サン電子版、マレー・メイル、ベルナマ通信、2月7日)