【クアラルンプール=アジアインフォネット】 人材開発のmanebi(本社・東京都新宿区)は18日、マレーシアの大学および民間企業3社と提携し、現地ニーズに合わせた教育サービス開発などを図る。
提携したのは、スルタン・イドリス教育大学(UPSI)と、子供向け教育出版社ペランギ・パブリッシング、教育コンテンツ制作などを手がけるソルノベーション・アナリティクス、日本語学校のチャカプ・ジュプン。それぞれ覚書(MoU)や意向表明書(LOI)を締結した。
manabiは日本で派遣・警備・建設などの特定業界に特化したeラーニングなどを提供している。これまでに培った教育研修ノウハウや人工知能(AI)を活用しながら、プラットフォームの拡大を目指す。
今回の取り組みは、経済産業省による日ASEAN経済産業協力委員会(AMEICC)の委託事業「日本のスタートアップによるASEAN企業との協業を通じた海外展開促進事業」の支援を受けたもの。今年1月にサイバージャヤのインキュベーション施設にマレーシア拠点を開設し、今後、海外展開を加速させていくという。