【ペナン=アジアインフォネット】 ペナン州のチョウ・コンヨウ首相と投資誘致機関インベストペナンの一行は16日から22日まで投資誘致のため日本を訪問した。

東京と京都では東レ、アドバンテスト、ルネサス、日本ライフライン、キヤノン電子、京セラなど、ペナン州に投資している、あるいは投資の可能性のある企業を訪問。その後熊本県に移動し、マイスティア、プレシード、平田機工の代表と会談した。

インベストペナンの発表によると、会談ではペナン州と日本との関係強化、投資・貿易の拡大、産業の発展に応じた人材育成、サプライチェーンの変化への対応などを話し合った。

インベストペナンは20日と21日に開催された「くまもと産業復興エキスポ」にも出展した。チョウ氏は木村敬県知事を表敬訪問し、半導体分野における協力の可能性を協議した。
熊本は世界最大の半導体受託製造会社TSMCが進出したことで半導体関連業が急伸している。ペナン州にも世界的半導体企業が多数、拠点を設けている。