On 2025年3月4日2025年3月4日 by asiainfo Posted in 経済 【クアラルンプール】 マレーシア・イスラム開発局(JAKIM)は2月28日、外国のハラル(イスラムの戒律に則った)認証機関3機関の認定を取消、これらが認証したハラル製品のマレーシアへの輸入を禁止すると発表した。 JAKIMのシラジュディン・スハイミー局長によると、JAKIMによる認定が取り消された外国の3機関は▽中国の中国イスラム協会(CIA)▽クロアチアのハラル品質認証センター(CHQC)▽フランスのリヨン大モスク儀式協会(ARGML)――で、これにより3つの機関が認証した外国製ハラル製品の輸入は即日禁止となる。 認定取り消し措置は3つの機関が問題を解決し、JAKIMの要求通りに改善するまで実施される。なおシラジュディン氏は「認定取消以前にマレーシアに輸入されたハラル認証商品については懸念はないが、必要に応じて国内取引物価省と協力して市場から撤去する」としている。 (ザ・スター電子版、マレー・メイル、ベルナマ通信、2月28日)