バティックエア、電子機器用バッテリー持ち込み規則を改正

【クアラルンプール】 バティック・エアは17日、電子機器の充電に用いられるバッテリーの持ち込み規則を改正したと発表した。

国際航空運送協会 (IATA) の危険物規制に準拠したもので、乗客は最大2台のバッテリーを機内持ち込み可能だが、常に身に着けることが求められ、機内持ち込み手荷物の中に入れることは認められない。バッテリーを預け荷物の中に入れることは引き続き禁止される。

機内に持ち込むバッテリーの容量は100ワット時 (Wh) または2万ミリアンペア時 (mAh) を超えてはならない。また機内でのバッテリー充電は禁止される。マグネット充電器については更にリスクがあるため、乗客に取り扱いに注意するよう呼びかけた。

バティック・エアは新規則を円滑に実施するため、チェックインカウンターに安全に関する注意事項を掲示し、搭乗アナウンスや機内ブリーフィングを通じて注意を喚起する。係員は持ち込むバッテリーを検査し、良好な状態であることや容量制限に準拠していることを確認するという。
(マレーシアン・リザーブ、ビジネス・トゥデー、ベルナマ通信、3月17日

1MDBにかかわる流用資金、これまでに298億リンギ回収

【クアラルンプール】 マレーシア汚職摘発委員会(MACC)は17日、国営投資ファンドの1マレーシア・デベロップメント(1MDB)スキャンダルにからみ、流用された資金のうちさらに1,467万リンギの回収に成功したと発表した。

2人の個人(タン・キムルーンとヤク・ユーチー)につながる流用資金で、事件で中心的役割を果たし逃亡中のジョー・ロー容疑者と親しかったとされるタンからは、資産売却などを通じ約1,300万リンギを取り戻した。シンガポール市民であるヤクから回収した資金は約170万リンギヤクは同スキャンダルへの関与でシンガポールにおいて有罪判決を受けた。

1MDBは戦略的投資と経済発展を目的に創設されたが、巨額の資金が流用され、外国の政府高官や金融機関を巻き込んだ詐欺、資金洗浄事件に発展した。流用された資金の総額は420億リンギ(約1兆4,056億円)で、マレーシア当局はこれまでに70%に相当する297億5,000万リンギ(9,956億円)を取り戻した。

回収にはホワイトカラー犯罪を取り締まるシンガポールの商事調査局の協力があった。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月18日、ビジネス・トゥデー、3月17日)

三井アウトレットパークKLIA、4月6日までラヤイベント展開

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 三井アウトレットパーク・クアラルンプール国際空港セパン(MOP KLIA)は、今年のハリラヤ(断食月明け大祭)シーズンは「グリッター・ラヤ」をテーマに、4月6日までさまざまなイベントを展開する。

店内中央部のサンシャイン・スクエアは、「グリッター(きらびやか)」にふさわしく三日月や星、多くのライトで飾り付け。29日―4月1日は伝統的なダンスパフォーマンスが披露される。

4月6日までは若い女性に人気の「ケイト・スペード・ニューヨーク」のポップアップストアが出店され、限定セールや最大80%オフの掘り出し物を手に入れることができる。

また1枚のレシートで300リンギ以上になった買い物客向けのくじ引きや、2枚のレシートで800リンギ以上になった買い物客向けの限定ギフト、最大50リンギのキャッシュバックキャンペーンなどが実施される
詳しくはホームページ( https://mitsui-shopping-park.com.my/MOPKLIA/Events/eventDetail?id=1902&dian_id=2 ) 参照。