【クアラルンプール】 マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は17日、電子機器の充電に用いられるバッテリーの機内持ち込み規則の改正を発表した。

乗客は、容量100ー160ワット時 (Wh) のバッテリーを、最大2台まで機内に持ち込むことができるが、頭上の収納棚に入れることは認められない。常に身に着けるか、座席の前のポケットや、バッグに入れて座席の下で保管することが求められる。また飛行中の充電、地上走行中やシートベルト着用サインが点灯中のバッテリーの使用も禁止される。傘下のマレーシア航空、ファイアフライ、MASウィングスで、4月1日から適用される。バッテリーを預け荷物の中に入れることは引き続き禁止される。

規制改正は17日に発表したバティック・エアに続くもの。エアアジアも同様に改正し、機内に持ち込むバッテリーは最大2台までで、容量は100ワット時 (Wh) または2万ミリアンペア時 (mAh) とし、常に携帯するよう求める。
(エアロニュース・ジャーナル、3月19日、MAG発表資料)