【クアラルンプール=アジアインフォネット】 統計局は20日、2023年度の石油・ガスサービス・機器(OGSE)の国勢調査結果を発表した。今回が初めて調査で、2021年に発表した国家OGSE青写真を踏まえ、進捗を検証する指標になるという。

それによると、2023年にOGSE活動に従事した事業所は2,894カ所で、56.8%に当たる1,643カ所がサービス業、27.7%に当たる802カ所が建設業、8.7%に当たる251カ所が製造業、6.8%に当たる198カ所が鉱業・採石業だった。また総生産額は792億リンギで、鉱業・採石業の281億リンギ(35.5%)がトップとなり、サービス業の258億リンギ(32.5%)、建設業の154億リンギ(19.4%)、製造業の99億リンギ(12.5%)が続いた。

OGSE活動に従事した人は計12万3,288人。セクター別では建設業が5万696人(41.1%)で最も多く、これにサービス業(4万8,731人、39.5%)、製造業(1万2,365人、10.0%)、鉱業・採石業(1万1,496人、9.3%)が続いた。給与と賃金の総額は68億リンギで、1人当たり月平均4,609リンギが支払われた。セクター別で最も高かったのはサービス業の28億リンギ(41.6%)で、これに建設業(21億リンギ、30.8%)、鉱業・採石業(12億リンギ、17.2%)、製造業(7億リンギ、10.4%)が続いた。