【クアラルンプール】 「KFC」や「ピザハット」をマレーシアでフランチャイズ展開するQSRブランズ(M)ホールディングスは2日、コカ・コーラ・マレーシアとの間で複数年パートナーシップ契約を締結したと発表した。「KFC」、「ピザハット」の国内店舗で提供する飲料を「ペプシ」から「コカ・コーラ」に切り替える。
QSRによると、8月から「KFC」、「ピザハット」の一部店舗で切り替えを開始し、9月初旬までに全国1,180店舗での切り替えを完了する。「コカ・コーラ ゼロシュガー」も提供し、マレーシア人の砂糖摂取量の削減を支援するという。
QSRのネーチャル・カンナ社長兼最高経営責任者(CEO)は、この2年間、ビジネスの全分野を革新することで成長できたとし、今回の提携も顧客に喜んでもらえると信じているとコメント。サービス提供、革新、顧客満足などの面で水準を高めることを約束すると述べた。
コカ・コーラ・マレーシアのフランチャイズ部門責任者であるアムルタ・バイディヤ氏は、「食事をより楽しくする」という共通の方針を持っていることで契約に至ったと説明。同社は、友人や家族が一緒に食事する際においしく飲んでもらうことを企業やブランドの方針としていると述べた。
(ザ・スター、8月3日、エッジ、8月2日)