【クアラルンプール】 クアラルンプールのダマンサラで建設中のショッピングモール「パビリオン・ダマンサラハイツ・モール」は来年5月にソフトオープンする予定だ。

同ショッピング・モールの運営会社、クアラルンプール・パビリオンのリテール部門のジョイス・ヤップ最高経営責任者(CEO)は1日に開催した発表会で、現時点のテナント入居率は70%以上となっていると言明。最終的には小売店舗約380店舗が入居予定で、多様なニーズに対応できると説明した。国境再開後に外国人観光客がマレーシアに戻ってきたことは良い兆候だとし、4,000人近い雇用を創出することで経済に相乗効果をもたらすことができると見込んでいるとした。

パビリオン・ダマンサラハイツは、富裕層が多く住む地域に位置する総合開発プロジェクト。ショッピング・モールのほか、5棟の高級住宅タワー、10棟のオフィスタワー、5つ星ホテルが建設される。推定総開発価値(GDV)は50億リンギ。SPRINT高速道路、連邦高速道路(フェデラル・ハイウェイ)、ダマンサラ—プチョン高速道路(LDP)の3つの主要高速道路からアクセスでき、約2,000台の駐車場を備える。
(ザ・スター、11月2日)