【ラワン=マレーシアBIZナビ】  ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は8日、1ー2月の累計販売台数が前年同期から33%増の4万6,385台となったと発表した。累計生産台数も33%増の5万1,134台だった。

プロドゥアは好調の要因として、生産効率の向上、ディーラー融資制度の改善、顧客とのコミュニケーション強化などを挙げた。

ザイナル・アビディン・アハマド社長兼最高経営責任者(CEO)は、半導体不足やコスト上昇などの課題が継続する中、関係者の協力で生産・販売ともに2桁成長を達成できたコメント。2月末時点の納車待ち時間が平均2.5ー8カ月となっているが、今後数カ月のうちに生産を拡大し、納車待ち期間の短縮を目指すとした。また、経済状況の安定により今後の見通しは明るいとし、自動車部品メーカーで安定した労働力を確保し、生産性を向上させることに注力すると言明。政府に対しては、自動車業界に影響を与える政策変更については、関係者からの意見を吸い上げることを期待しているとした。