【クアラルンプール】 ペラ州イポー出身の女優ミシェル・ヨーさんが映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で第95回アカデミー賞の主演女優賞を受賞した。マレーシア人として、またアジア系女性として初の受賞となり、マレーシア国内でも「歴史的な快挙」として大きく報じられた。
母親のジャネット・ヨーさんをはじめとする親戚や友人、ナンシー・シュクリ女性家族相などがクアラルンプールで開催されたアカデミー賞のライブビューイングイベントに参加し、受賞の瞬間を見守り、喜びを分かち合った。
アンワル・イブラヒム首相もフェイスブックで、「政府はアカデミー賞の主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーさんに対して、国民とともに心からの祝福を表明する。この快挙は、国際社会におけるマレーシアの名を高め、また彼女の数十年にわたる女優としてのキャリアの集大成でもあり、その功績を誇りに思う」と記した。ソーシャルメディアや、多方面から祝福のコメントや声が相次いだ。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月14日、マレー・メイル、3月13日)