【クアラルンプール】 英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は、ペナン州で年末までに5つ星ホテル「クラウンプラザ」をオープンする。
ラジット・スクマラン東南アジア・韓国担当社長が、英字紙「マレーシアン・リザーブ」の取材に対し明らかにしたところによると、ペナンの他、クアラルンプールやコタキナバルでも「クラウンプラザ」ホテルをオープンする計画を進めている。また、3ブランドの新規導入やペナンの名門ホテル「ムティアラ・ビーチ・リゾート」の「インターコンチネンタル・ペナン・リゾート」へのリニューアルなども行う。
スクマラン社長は、マレーシア国内で年内に800人以上の新規雇用機会を創出し、2025年までに6ブランドのホテル11軒をオープンするという計画を改めて表明。業界内外から人材を集めるため、IHGは採用・定着戦略を進化させ、企業文化の創造や柔軟な労働条件の提供などの人材開発に注力していると述べた。従業員のスキル向上に向けたIHGユニバーシティや無料のオンライン教育を提供するIHGスキルアカデミーも今年開設したという。
IHGは、「インターコンチネンタル・クアラルンプール」、「ホリデイ・イン・ジョホールバル・シティセンター」、「ホリデイ・イン・エクスプレス・コタキナバル・シティセンター」など、全国にホテル6軒、客室数約2,000室を有している。
(マレーシアン・リザーブ、3月28日)