【クアラルンプール】 サウジアラビアのコーヒーチェーン「バーンズ・コーヒー」は、マレーシア進出に向け、外食・小売のプレミア・ファイン・フーズとの間でフランチャイズ契約を締結した。

プレミア・ファイン・フーズの発表によると、クアラルンプール(KL)で「バーンズ・コーヒー」25店舗をオープンし、その後10年以内に東南アジア全域(カンボジア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)で300店舗まで拡大する。

バーンズ・コーヒーを所有するアル・アムジャド・グループのモハメド・アル・ザイン最高経営責任者(CEO)は、「2030年までに1,000店舗を開設する」という目標を達成するため、アジア市場で店舗を拡大することを嬉しく思うとし、プレミア・ファイン・フーズとの提携は、アジア市場におけるバーンズ・コーヒーの存在感を高めるだろうと述べた。

「バーンズ・コーヒー」は、ジッダを拠点にサウジアラビア国内に約600店舗を展開。東南アジアと並び、イギリスも重要な成長市場としており、5月には、今後数年間でロンドンに10店舗をオープンする計画を発表している。
KLに本社を置くプレミア・ファイン・フーズは、感染制御およびエネルギーサービスを専門とする施設管理業者ハルタ・グループの傘下にある。
(ワールド・コーヒー・ポータル、7月11日)