【イポー】 ペラ州のキンタバレー・ジオパークで、同州初の恐竜公園が来年半ばにオープンする予定だ。恐竜公園の建設に向けて、イポー市のルマイジ・バハリン市長とぺベク社のノラリ・ノルディン会長が4日に覚書を締結した。

ルマイジ市長によると、来年の「ビジット・ペラ・イヤー」(マレーシア観光年)に合わせてオープンする。恐竜公園は、グヌン・ラン・レクリエーション公園内の2.43ヘクタールの土地で開発する。第1期ではアニマトロニクスを含めて約30体の恐竜の像が設置される。その他、学習センターやお土産店も建設される予定だ。第2期は、第1期の開始から約1年後に開始する。3Dもしくは4Dシアターや水遊び場などを建設することを計画している。

ルマイジ市長は、グヌン・ラン・レクリエーション公園は、月2万から3万人が訪れる人気の公園となっているとした上で、ジオパーク内に初めて設立される恐竜公園となることから、来訪者数は3倍になると期待していると述べた。

マレーシア国内には現在、ペナン州、パハン州ゲンティン・ハイランド、クアラルンプール、クアンタン州、マラッカ州、サバ州6カ所に恐竜公園がある。
(ザ・スター、8月7日)