【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 三菱HCキャピタル(本社・東京都千代田区)は2日、子会社の三菱HCキャピタル・アジア・パシフィック(本社・シンガポール)から、同社のマレーシア、タイ子会社2社および孫会社1社の株式を取得し、直接の子会社とすることを決定したと発表した。
東南アジア諸国連合(ASEAN)地域におけるグループ内の資本関係を整理し、ガバナンス体制の強化および事業運営の合理化・効率化を図る。マレーシアでは、三菱HCキャピタル・アジア・パシフィックの100%子会社でリース業・金融業に携わる三菱HCキャピタル・マレーシア(本社・クアラルンプール)を日本の三菱HCキャピタルの直接の子会社とする。タイでは、 子会社への出資およびコンサルティング業務に携わるMHCマネジメント(タイ) およびリース業・金融業の三菱HCキャピタル(タイ)の2社を子会社化する。関係局からの許認可などを経て年内に再編を完了する予定だ。