【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マンション開発を行うデュアルタップ(本社・東京都品川区)は15日、ハラル(イスラムの戒律に則った)認証を受けたエナジードリンク「KIIVA(キーバ)・カーボネーテッド・ファンクショナル・ドリンク」の販売をセブンイレブン・マレーシアで開始したと発表した。

現地合弁会社(JV)であるキーバ・マレーシアが販売を担当する。キーバ・マレーシアは、日本国内でエナジードリンク「キーバ」事業を展開するキーバ(本社・東京都渋谷区)とデュアルタップが2020年に設立した企業で、デュアルタップは株式の49%を保有している。

「キーバ・カーボネーテッド・ファンクショナル・ドリンク」は、日本の「キーバ」をマレーシア市場に最適化するよう調整を行ったもの。マレーシア消費者の事前試飲データにもとづき、ミックスベリー風味を発売する。マレーシア版では、日本版のカフェイン、ガラナエキスに加え、タウリンも配合されている。日本版のサイズは500ミリリットル(mL)だが、マレーシアでは現地で最も一般的な330mL缶に変更した。

ハラル認証はマレーシアのハラル認証機関であるイスラム開発局(JAKIM)から取得しており、将来的には、インドネシア、シンガポールなどの東南アジア諸国や中東地域(サウジアラビア、UAEなど)にも販売エリアを拡大することも視野に入れている。