【クアラルンプール】 ジョホール州の国内最大の積み替え港であるタンジョン・プルパス港(PTP)は、三井グループの重工業会社、三井E&Sから電動のタイヤ式門型(ガントリー)クレーン(e-RTG)を48基購入する契約を交わした。

貨物処理能力を高めるための発注で、PTPのチェ・カリブ会長は声明で「常に能力向上に努めることで、ますます競争が激しくなる世界市場で港湾としての優位性を保ってきた」と述べた。

2025年第3四半期までにクレーンの引き渡しを受ける。署名に当たったマルコ・ニールセン最高経営責任者(CEO)によれば、PTPは二酸化炭素排出量を30年までに45%削減する計画で、既に門型クレーンの85%を電動式にした。近く100%の達成を目指す。

PTPは2020年にも三井E&Sに港湾クレーンを35基、発注フュージョネックスている。
PTPは世界15位のコンテナ港で、年間取扱量は1,300万TEU(20フィートコンテナ換算)。ジョホールバルの南側に位置している。
(マレーシアン・リザーブ、12月22日)