【クアラルンプール】 いすゞマレーシアは、ピックアップトラック「D-Max」の2023年通年の販売台数が9,650台となったと発表した。2022年の9,211台を上回り、2年連続で過去最高を記録した。
排気量1.9リットルのスタンダードモデルが最も人気で、総販売台数の28%を占めた。フラッグシップモデルの「X-テレイン」の販売も好調で前年比24.5%増となった。D-Maxのピックアップトラック部門での市場シェアは推定16.6%となり、販売台数第3位に浮上。サバ州、ケダ州、パハン州で第2位となったことが貢献した。
岡添俊介 最高経営責任者(CEO)は、2021年に第3世代「D-Max」がマレーシア市場に投入されて以来、優れた機能や走行特性、汎用性、コストパフォーマンスのために、高く評価されてきたと説明。人間工学に基づき設計された「D-Max」はいすゞブランドにとって革新的なモデルで、あらゆるユーザーのニーズを満たせるとし、2023年は既存顧客を維持しつつ、新規顧客への販売を185%増加させることで、顧客基盤を拡大したと述べた。
(ポールタン、1月15日)