【セパン=マレーシアBIZナビ】 クアラルンプール新国際空港(KLIA)で14日、到着リストにない到着便があったため、隔離先などの確保のために乗客104人が最長8時間も待たされる騒ぎがあった。現在はすべての国際線到着者は指定された隔離センターで14日間の隔離を受けることになっている。

同日は国際線13便がKLIAに到着したが、うち1機が到着予定便リストから漏れていたという。台北発の中華航空CI721便とみられる。同便は午後1時ごろ到着。到着後のスクリーニングや隔離センター、その輸送手段などの準備がなかったために、旅客は長時間空港で待たされる羽目になった。人数が多かったため隔離施設の確保などに手間取り、全員が隔離センターへ移動した時には午後10時になっていたという。

国家災害管理局(Nadma)と州レベルの隔離施設管理を担当する民間防衛隊(APM)のあいだの連絡ミスがあったためとみられている。

(星州日報、ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月15日)