【クアラルンプール】 大手デベロッパーのサンウェイは2日、クアラルンプール市チェラスのタマン・テイントンにある面積17.58エーカーの自由土地保有権付き用地を買収すると発表した。総開発価値(GDV)32億リンギ規模の複合開発プロジェクト用地に充てる。

所有者のビバ・インピアンとサンウェイ子会社のサンウェイ・メラワティの間で、用地を3億2,000万リンギで買収することで合意した。ウェルネス中心のコミュニティの構築を目指すサンウェイの持続可能性への継続的な取り組みに沿ったもので、サンウェイの「サンウェイ・デザイン・アンド・デベロップメント・アーキテクチャ (SDDA)」の哲学に基づいた高級サービスアパートとウェルネス重視の小売施設を建設する。

建設地は第2中央環状道路(MRR2)に直結するなど、シャアラム高速道(KESAS)やマジュ高速道路(MEX)などの主要高速道路への接続が良好であるほか、首都圏大量高速輸送(MRT)タマンムティアラ駅から800メートルという公共交通機関へのアクセスが優れた戦略的な場所にある。
(ビジネス・トゥデー、マレーシアン・リザーブ、10月2日)