【クアラルンプール】 中・長距離格安航空のエアアジアXマレーシアは、ネットワーク拡大と運航頻度の増加により、2024年第3四半期の旅客数が108万4,049人に達し、前年同期の80万7,004人から34%増加したと発表した。

同期の座席数は128万4,871席となり、前年同期の101万4,432席から27%増加した。有効座席キロ(ASK)は51億4,100万席となり、前年同期の44億1,200万席から17%増加。有償旅客キロ(RPK)は42億7,100万席で、24%増加した。ロードファクター(座席利用率)は84%となり、4ポイント改善した。

既存路線の半分で便数が増加したことに加え、新型コロナ禍で非稼働だった航空機の再稼働が貢献。中国・長沙線(週4便)、サウジアラビア・メディナ線(週2便)の運航を開始し、台湾・台北と大阪(週7便)路線を再開した。 また、中国線で最も収益性の高い杭州及び西安線をそれぞれ週6便と週4便に増やした。

9月30日現在の保有機数はエアバスA330型機18機で、16機が稼働中。
(エッジ、10月24日、エアアジアX発表資料)