【クアラルンプール】2025年3月11―14日の日程で東京ビッグサイトで開催される食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN(フーデックス・ジャパン)2025」にマレーシア貿易開発公社(MATRADE)が率いるマレーシアの食品・飲料企業11社、連邦農業マーケティング庁(FAMA)の代表団が参加する。

MATRADEのフーデックス・ジャパンへの参加は20回連続となる。第5ホールに開設されるマレーシアパビリオンでは、菓子、スナック、トロピカルドリンク、シーフード、ツバメの巣、コーヒーなどさまざまなハラル(イスラムの戒律に則った)認証製品を展示し、ハラル業界におけるマレーシアの世界的なリーダーシップをアピールする。

MATRADEのモハメド・ムスタファ最高責任者(CEO)は、単に製品を展示するだけではないと強調。「市場へのアクセスを容易にし、輸出業者が成功するために必要なツールと知識を提供することに重点を置いている。 FTAを活用し、強力なパートナーシップを構築することで、マレーシアの食品・飲料業界の持続可能な成長を推進する」と述べた。

日本は2024年、マレーシアの第5位の貿易相手国および輸出先となり、総貿易額は1,527億5,000万リンギに達した。加工食品の日本への輸出は、ココアベースの製品やスナックを含むハラル認証製品への強い需要に牽引され、69%増の21億2,000万リンギに急増した。
(ビジネス・トゥデー、3月10日)