【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11月30日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,212人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万578人で、累計感染者数は6万5,697人となった。

州・地域別の感染者数は セランゴール州が最も多く402人となった。それに▽サバ州(326人)▽ネグリ・センビラン州(141人)▽クアラルンプール(KL、119人)▽ペナン島(60人)▽ジョホール州(54人)▽ペラ州(43人)▽ケダ州(31人)▽ラブアン(30人)▽パハン州(2人)▽サラワク州(2人)▽プトラジャヤ(1人)▽クランタン州(1人)ーーが続いた。マラッカ州、トレンガヌ州、ペルリス州はゼロだった。2,112人が退院し、累計治癒者は5万4,759人となった。死者数は3人増えて累計360人となった。 保健省のノール・ヒシャム事務次官は29日、KLでの新規感染者数が493人となり、過去最高となったと発表した。うち95.9%が建設現場などの職場での感染だったと説明。また新たに4つのクラスターを確認したと明らかにした。
KLの建設現場「スンガイ・ムリア」クラスターで23人、セランゴール州の「ヤヤサン」クラスターでは21人、サバ州の「バトゥ・リマ」クラスターでは49人、クランタン州の「ヒリル」クラスターでは21人に陽性反応が出た。