【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は2日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,555人増加したと発表した。今年に入ってから最少となった。アクティブ感染者数は2万4,563人で、累計感染者数は30万4,135人となった。
州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く672人だった。それに▽ジョホール州(163人)▽サラワク州(159人)▽クアラルンプール(KL、145人)▽ネグリ・センビラン州(115人)▽ペナン州(106人)▽ペラ州(63人)▽サバ州(53人)▽クランタン州(46人)▽ケダ州(11人)▽マラッカ州(11人)▽トレンガヌ州(7人)▽パハン州(3人)▽プトラジャヤ(1人)ーーが続いた。ペルリス州とラブアンのみゼロだった。新たに2,528人が回復し、累計治癒者は27万8,431人となった。死者数は6人増えて、累計で1,141人となった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は1日、新たに7カ所のクラスターを確認したと発表した。
5カ所全てが工場などの職場に関連するクラスターだった。残りはコミュニティと感染すると重症になる可能性が高いグループで起きたクラスターだった。
ジョホール州で3カ所、セランゴール州で2カ所、KL、クランタン州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。
ジョホール州のクラスターは3カ所ともに工場で発生したものだった。一方でセランゴール州のクラスターは、スンガイ・ブローにあるスーパーマーケットと、クアンのコンビニエンスストアの従業員で実施されたスクリーニングで検出されたクラスターだった。