【クアラルンプール】 昨年末から全国各地で起きている洪水で、5日早朝の時点で▽ジョホール▽パハン▽ネグリ・センビラン▽マラッカ▽サバーーの5つの州で避難民の数が減少に転じたが、セランゴール州とトレンガヌ州では横ばいの状況となっている。
4日午後8時には5,923人に増加していたジョホール州では、5日朝には5,399人に減少。避難所が2カ所閉鎖され、1カ所が新たに開設された。セガマットが3,804人で最も多くなっている。また州内の3本の河川の水位が依然危険レベルとなっている。
パハン州では、4日朝には2,564人いた避難民が1,846人に減少。依然州内の21本の道路が通行不能となっており、3本の河川が危険水位となっている。
ネグリ・センビラン州では、4日夜に1,628人まで減っていた避難民が午前8時の時点でさらに1,488人まで減少した。マラッカ州でも1,771人から1,256人に、サバ州でも1,331世帯から1,329世帯にやや減少した。
セランゴール州では、ランガット地区の避難者の数は40人で変わらず、トレンガヌ州でも前日から引き続き19人の避難民が残っている。
(ベルナマ通信、1月5日)