【ペタリンジャヤ】 今年のマレーシアの天気は、強い日差しによる気温の上昇と豪雨という異常気象が特徴のようだ。
長期予報も一時、混乱をきたした。ムハンマド・ヘルミ気象局長は今月初め、南西から吹く季節風(モンスーン)の開始を発表した際、暑い日が続き、降雨は少なめと説明していた。しかし同局は5月25日、鉄砲水が発生した複数の州では豪雨が予想されるとの警報を出した。
ムハンマド・ヘルミ氏によると、日付変更線より東の太平洋赤道海域で海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象の影響で、雨量が増す可能性もあるという。こうした傾向は10月まで続く見通しだ。
マラヤ大学の気象専門家、ノル・アジザン教授も同意見で、ラニーニャ現象の影響で平年以上の降雨が予想されると述べた。
長期予報も一時、混乱をきたした。ムハンマド・
ムハンマド・ヘルミ氏によると、
マラヤ大学の気象専門家、ノル・アジザン教授も同意見で、
クアラルンプールで発生した水害について、
(ザ・スター、5月26日)