【クアラルンプール】 ハラル(イスラムの戒律に則った)製品の国際展示会、マレーシア国際ハラル・ショーケース(MIHAS2022)が、今年は9月7ー10日の日程でハイブリッド方式で開催される。
第18回目となる今年は、▽製薬▽イスラム金融▽ファッション▽メディアとレクリエーション▽化粧品とパーソナルケア▽食品技術▽フランチャイズ▽イスラム教徒に優しい旅行▽サービスとイネーブラー▽教育▽ eコマースーーといった主要分野に新たにイスラム芸術と文化を加える。1,196のブースを設置する。
MIHASのモハマド・ムスタファ最高責任者(CEO)は、成約額について19億リンギを目標に掲げると言明。バーチャル商談会も実施し、400人に上ると予想される海外バイヤ 向けに国際調達プログラムを開催する予定だとした。
昨年の「MIHAS2021」は新型コロナウイルス「Covid-19」のためにバーチャルで3カ月にわたって開催され、成約額は21億3,000万リンギに達した。MIHASは2004年の第1回以来、マレーシアの輸出に累計約200億リンギ貢献した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、6月18日、ベルナマ通信、6月17日)