クロヒョウ、マラ工科大クアラピラーキャンパスで目撃

【セレンバン】 ネグリ・センビラン州クアラピラーにあるマラ工科大学(UiTM)キャンパス内でクロヒョウが目撃され話題となっている。

22日午後7時ごろには駐車場とみられる場所をうろついているところを大学職員によって写真撮影され、ソーシャルネット上に掲載された。ただちに野生生物国立公園局に通報し、同局はクロヒョウが戻ってくる可能性があるとして、パトロールのために定期的に職員を派遣することを約束したという

UiTMのキャンパスがクアラ・ピラーに開設されたのは2009年だが、クロヒョウが目撃されたのはこれが初めて。新型コロナウイルス「Covid-19」のためにネット授業を行っているため、現在キャンパス内には学生はいないという。

クロヒョウは斑紋のあるヒョウと同じ種で、突然変異を起こしたもの。マレーシア半島部で生息するヒョウのほとんどを黒化したクロヒョウが占めている。

(ザ・スター、7月25日)

製パンのガーデニア、難民を優先雇用したと批判殺到

【クアラルンプール】 製パンのガーデニア・ベーカリーズ(KL)の公式フェイスブックに、マレーシア人よりロヒンギャ難民を優先して雇用しているとするクレームや批判が殺到した。不買を呼び掛ける脅迫まがいもあったという。
これに対しガーデニアは、現時点でこれ以上のロヒンギャ難民を雇うことは検討していないと主張。求人募集には多くの空席があり、週に2回の採用説明会や面接を継続していると強調した上で、マレーシア人の雇用を優先していくとコメントした。同社は地元民と共に働くロヒンギャ難民を57人雇用している。
なおガーデニアは19日、下から40%の低所得者層(B40)への支援として新型コロナウイルス「Covid-19」支援プロジェクトの下、100万リンギを投じると発表した。
同社は、新型コロナ感染拡大の抑制に向けた行動制限令(MCO)の発令によりパニック買いが勃発したことで需要が急増し、3月のパン生産量を1日当たり220万個に増加していた。
(マレー・メイル、7月21日)

イオンビッグスバンジャヤ店で一時差し押さえ騒ぎ、直後に営業再開

【スバンジャヤ】 ケダ州アロースター店閉店を巡るイオンビック(M)とメガコンチネンタル社の訴訟に関連して14日、イオンビック(M)スバンジャヤ店がいったん差し押さえられる騒ぎがあった。同店はいったん閉鎖されたものの数時間後には営業を再開した。
メガコンチネンタルはアロースター店の店舗オーナーで、イオンビッグがリース契約が完了する前に店舗を撤退したとして違約金を求める訴訟を起こしていた。いったんはイオンビッグに1億4,000万リンギの支払いを求める判決が出たが、イオンビッグによると、アロースター高等裁判所がイオンビッグ側の執行停止の訴えを認め、8月6日に改めてヒアリングが行なわれる事になっていたという。
イオンビッグは23日、セランゴール州ペタリンジャヤのジャヤワンに22店舗目をオープンすると発表した。賃貸可能エリアは4万1,527平方フィートで、150人分の雇用創出を見込んでいる。
(ザ・スター、中国報、7月16日、エッジ、7月15日)