コーズウェイで歩行者用通路建設、ジョホール州が計画

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ジョホール州政府は、同州ジョホールバルとシンガポールと結んでいるコーズウェイ(連絡道)に屋根やエアコン、動く歩道付きの歩行者用通路の建設を計画している。現在は歩行者は車道の脇を通行しており、危険性が指摘されていた。

同州公共事業交通インフラ委員会のモハマド・ソリハン・バドリ議長が明らかにしたところによると、今年初めに連邦政府に歩行者用通路の建設を提案しており、現在連邦政府が検討に入っている。全長はマレーシア領内の350メートルで、当初の計画における予算は1,500万リンギだったが、エアコンや動く歩道をつけることで予算が倍の3,000万リンギに拡大した。

シンガポール側も連絡道の同国領内における同様な歩行者用通路の建設について関心を示しているという。

中国企業がマレーシア人1400人分の個人データを収集か

【クアラルンプール】 豪メディアが中国のデータ処理会社、深セン振華数拠信息技術が世界各国の240万人分の個人データを収集して工作活動に使っており、その中にマレーシア人1,400人が含まれていると報じた。これを受けイスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、調査に乗り出す考えを示した。
豪ABC放送などによると、振華数拠が集めていたデータの対象には安倍晋三首相を含む各国の政治家や外交官が含まれており、生年月日、住所、婚姻状況、写真、政治的属性、ソーシャルネットのアカウントなどが含まれていたという。振華数拠は否定しているが、主な顧客である中国人民解放軍や中国共産党と密接な関係にあるとされる。
サブリ上級相は「マレーシアには2010年個人データ保護法があり、個人データは保護されるべき」とした上で、「行動をとる前にまず報道内容の真偽をはっきりさせる必要がある」と述べた。
(ベルナマ通信、9月14日)

断水の最中にプール用の水確保?州首相夫人が否定

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 週末に首都圏クランバレーの広範囲で発生した大規模断水の最中、セランゴール州のアミルディン・シャリ首相が「自宅のプール用の水を水道会社に給水車で運ばせた」との噂がネット上でもちあがり、州首相夫人が否定する騒ぎがあった。

きっかけとなったのはマスディアナ夫人のインスタグラムに自宅のプールでくつろぐ写真と給水車が並べて掲載されたこと。見ようによっては給水車からプールに水を供給されたようにも見えることから一部のネチズンは「不適切」などと批判していた。

マスディアナ夫人は給水車からプールに水が供給された事実はないとした上で、給水車の写真は断水中に駆け回っている水道会社職員に感謝の意を示すためだったが不注意だったと謝罪した。

首都圏の大規模断水、8日朝には89%復旧

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 汚水混入が原因で首都圏で発生した大規模断水について、水道会社ペングルサン・アイル・セランゴールは、8日午前6時半時点で89%以上復旧したと明らかにした。
断水エリア全体の89.47%に当たる1,156地区への給水が再開されている。残りの136地区についても復旧を急いでいる。7つの地域別の復旧率はペタリンが95.72%、ゴンバックが94.89%、クアラルンプールが85.02%、クラン/シャアラムが59.32%となっており、フルセランゴールとクアラランガット、クアラセランゴールはすでに100%復旧している。
首都圏では、スンガイ・セランゴール(セランゴール川)のフェーズ1、2、3及びランタウ・パンジャンの浄水場4カ所で原水汚染が確認され、3日午前10時から7地域、合計1,292地区で断水が発生。最大120万人に影響が出ていた。
■不法廃水投棄の工場経営者ら7人を逮捕■
原水汚染の原因についてはセランゴール州ラワンの工場から不法に投棄された廃水が上流のスンガイ・ゴングに流れ込んだためとみられており、これまでに同工場を経営している4兄弟と従業員3人の合わせて7人が逮捕された。
汚染されたスンガイ・ゴングの水は下流のスンガイ・センバに流入、さらに下流のスンガイ・セランゴールに流れ込んだとみられる。同工場は3月にも汚水を不法に投棄したとして環境局(DOE)から6万リンギの罰金を科されたばかり。

首都圏の大規模断水、完全復旧には4日かかる見通し

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 首都圏の上水サービスを手掛けるペングルサン・アイル・セランゴールは4日、汚水混入が原因で発生した大規模断水が完全に復旧するには少なくとも4日かかる見通しだと明らかにした。

断水は、スンガイ・セランゴール(セランゴール川)のフェーズ1、2、3及びランタウ・パンジャンの浄水場4カ所で原水汚染が確認されたことが原因。3日午前10時から▽クアラルンプール(KL)▽ペタリン▽クラン▽シャアラム▽クアラセランゴール▽フルセランゴール▽ゴンバック▽クアラランガット——の8地域、合計1,292地区で断水が発生している。

「安倍首相はビジョン持つリーダー」ムヒディン首相が評価

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 安倍晋三首相が8月28日に辞任を発表したことを受け、ムヒディン・ヤシン首相は「ビジョンを持つリーダーであり、マレーシアと日本の双方向の関係拡大における大きな役割を果たした」と評価した上で安倍首相の病状を気遣った。

ムヒディン首相は自身のフェイスブック上で、「安倍政権を通じてマレーシアと日本はより緊密な関係を築いただけでなく、多くの新しい協力の機会を模索することができた」と指摘。東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係についても、「日本との関係が彼(安倍首相)の指導の下で有意義な成果を残した」とした上で、「安倍首相の辞任はマレーシアの人々を含む多くの人々を驚かせた。安倍首相がすぐに元気になることを祈った」と述べた。

安倍首相の辞任は、中国寄りの華字紙「星州日報」や「南洋商報」も29日付けでトップで報じた。

配車「グラブ」で改造アプリ横行、客を横取り?

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 配車サービス「グラブ」の運転手の間で、先にとった予約が違法ツールや改造アプリを使用した別の運転手に横取りされるケースが起きている。グラブ運営会社も事態を認識しており、こうしたケースが起きた場合に会社に報告して欲しいと呼び掛けている。

被害を受けたある運転手によると、こうした「横取り」行為は30リンギ以上の長距離で起きるという。予約を受けた直後15—30秒でキャンセル通知が送信されてくるケースが過去2カ月に4回あった。最初は単に顧客によるキャンセルだと思っていたが、他の運転手も同様な目に遭っていることが分かったという。

「グラブ」プラットフォームは、顧客や運転手の位置などのさまざまな要因に基づいて配車を決めている。「アジアワン」によると、シンガポールでもマレーシアと同様に改造アプリが使用されとみられる事例が発生しているという。

ペナンフェリー、1隻限定で運航再開

【ジョージタウン】 4隻すべてが故障したために運休となっていたペナン・フェリーが25日午前6時、修理が終わった1隻によって限定的に運航再開した。
運航を手掛けるラピッド・フェリーによると、故障していたフェリー「プラウ・アングサ」の修理が深夜に完了。25日朝から40分おきにペナン州本土側バタワースとペナン島ジョージタウンを結んでいる。1隻だけによる運航のため、代替手段として行なっているシャトルバスの運行は5台に減らしてピーク時限定で継続する。シャトルバスは無料で、半島側のバタワースのペナン・セントラルと島部のウェルド・キー・ターミナルを結ぶ。
もう1隻のフェリー「プラウ・ウンダン」は特別な部品の交換が必要なため修理に手間取っているが、27日から運行を再開する見込み。残りの2隻(プラウ・タラン、プラウ・カパス)は重大なエンジントラブルで約1カ月前から運行を停止しており、修理が完了するまであと約6週間かかる見通し。スウェーデンとアイルランドから部品を取り寄せる必要があるためだという。
(マレー・メイル、フリー・マレーシア・トゥデー、8月25日)

ペナンフェリーが全面運休、126年の歴史で初

【ジョージタウン】 ペナン州本土側バタワースとペナン島ジョージタウンを結ぶペナン・フェリーが24日、使用しているフェリー4隻すべてが故障したため全面運休した。ペナン・フェリーは1988年7月31日のターミナル倒壊事故の際にも運行を続けており、全面運休となったのは126年の歴史の中で初めて。
運行会社のラピッド・フェリーによると故障したのはエンジンで、26日まで3日間運休するという。代行輸送としてバタワースのペナン・セントラルからウェルド・キーまでバス10台による無料のシャトル運行を行なう。シャトルバスの運行間隔は10—20分で、午前6時から午後11時まで運行する。
フェリーの故障は7月から4隻のうち2隻で散発的に発生しており、7月28日からは残り2隻にて便数を減らして運行を行なっていたが、この2隻も24日未明に故障。全面的な運休となった。
(光華日報、マレー・メイル、8月24日)

到着便がリスト漏れ、旅客が空港で8時間待たされる

【セパン=マレーシアBIZナビ】 クアラルンプール新国際空港(KLIA)で14日、到着リストにない到着便があったため、隔離先などの確保のために乗客104人が最長8時間も待たされる騒ぎがあった。現在はすべての国際線到着者は指定された隔離センターで14日間の隔離を受けることになっている。

同日は国際線13便がKLIAに到着したが、うち1機が到着予定便リストから漏れていたという。台北発の中華航空CI721便とみられる。同便は午後1時ごろ到着。到着後のスクリーニングや隔離センター、その輸送手段などの準備がなかったために、旅客は長時間空港で待たされる羽目になった。人数が多かったため隔離施設の確保などに手間取り、全員が隔離センターへ移動した時には午後10時になっていたという。

国家災害管理局(Nadma)と州レベルの隔離施設管理を担当する民間防衛隊(APM)のあいだの連絡ミスがあったためとみられている。

(星州日報、ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月15日)