【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】世界最大のゴム手袋メーカー、トップ・グローブの社員だったネパール出身のユバラジュ・カドカ氏(27)が、工場の外ではソーシャルディスタンシングが守られてないとして内部告発し解雇される出来事があった。
カドカ氏は5月、夜間シフトに入る職員が検温の際、相互の距離が1メートル以下だったとして写真を2枚撮影した。
直接上司に苦情を申し立てたのでは解雇されると考え、ネパールの労働者権利団体に写真を送り、この団体が写しをトップ・グローブとマレーシア政府に送った。
監視カメラに残された画像から撮影したのがカドカ氏であることが分かり、会社は9月23日、同氏を解雇した。その約3カ月後、クランの工場と寄宿舎で労働者5,000人余りがウイルス検査で陽性反応を示し、一大クラスターとなった。労働者の94%は外国人。
保健省は5月に公表した調査報告で、トップ・グローブの予防対策は十分だが、ソーシャルディスタンシングで改善の余地があるとしていた。ロイターが報じた。
教師の85%が在宅学習に1日1—4時間=調査
【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」流行のために学校は多くの期間で休校となったりオンライン授業となった。こうした中、教師は休校中も授業を行うために多くの努力と時間を費やしていることが、このほどマレーシア国民大学(UKM)教育学部の調査で分かった。
11月にUKMが公立・私立の小中学校の教師1,742人を対象に実施した調査によると、教師の85%が在宅学習に1日1—4時間費やしていると回答、残りの15%が4時間以上を費やしていると答えた。
在宅学習の授業時間そのものが短いことについてUKMは、オンライン授業の準備や教材の作成や宿題の添削、学校側に提出する報告書作成などに時間を割かれるだと説明している。
休校中に行なっている教授法については、37%がオンライン、16%がオフライン、45%がオンラインとオフラインの両方で、残りはコミュニティセンターに待機し、宿題を出したり採点したりといった活動を行っていると答えた。
長い学校休校のため、事情を知らない人からは「教師が仕事もしてしないのに給料をもらっている」といった誤解に基づく批判の声があり、中には「保健衛生の最前線の仕事をさせろ」といった声もあり、責任感のある教師たちは心を痛めているという。
(ベルナマ通信、12月5日)
コロナ死者に130歳の男性?真偽を巡り論争
【コタキナバル=マレーシアBIZナビ】 11月28日に新型コロナウイルス「Covid-19」
保健省の発表によると同日に亡くなったのは4人で、
統計をとったり感染状況を分析する必要性からみて提供情報だけで
キムリさんによると、
国立動物園が経営危機、CMCOで資金ショートの恐れ
【クアラルンプール】 クアラルンプール(KL)の国立動物園(ズー・ネガラ)
感染再拡大を受けて条件付き行動制限令(CMCO)
行動制限令(MCO)が緩和され、復興に向けた行動制限令(
ズー・
(ベルナマ通信、11月17、20日)
失業パイロットが始めた屋台が評判に
【スバンジャヤ】 新型コロナウイルス「Covid-19」
顧客に「キャプテンズ・コーナー」
「
(ロイター、11月11日)
トレンガヌの3つ星ホテルが競売に、270万リンギで
【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」により大打撃を受けているホテル業界だが、トレンガヌ州セティウの100室以上ある3つ星ホテル「ストラ・ビーチ・リゾート」が270万リンギで競売にかけられたことが分かった。
同社のウェブサイトによると、同ホテルはクアラトレンガヌから車で35分ほどの立地で、敷地は36万平方フィート、客室数はスタンダード48室、デラックス68室、スイート4室。ディグニティ・ビュー社が所有している。競売は債権者のバンク・シンパナン・ナショナルと債務者の間の合意の下で10月7日にオンラインで開催された。
マレーシア・ホテル協会(MAH)のヤップ・リップセン最高責任者(CEO)によると、最感染拡大により10月に首都圏で条件付き行動制限令(CMCO)が発令されたことで、全国のホテルの稼働率が再び平均20%まで低下し、さらに5%程度まで低下する可能性が高い。ほぼ半島全域に拡大されたCMCOが12月6日以降も継続された場合、20%のホテルが閉鎖もしくは清算に追い込まれる恐れがあるという。サラワク州だけでも100軒以上のホテルが閉鎖されたか、閉鎖手続きに入っている。
(マレーシアン・リザーブ、11月16日)
「イスラム教徒のみ」歯科医院の求人広告が波紋
【ペタリンジャヤ】 セランゴール州シャアラムのある歯科クリニックが求人広告に「
人種差別的な求人広告を掲載したのは、
これを受けた経営トップであるニック・アハマド・
ちなみにマレーシアでは、
(フリー・マレーシア・トゥデー、11月4日)
暗に王制批判?タイ王室批判書き込みの政治家が逮捕
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 フェイスブック上にタイ王室に批判的な書き込みをした野党・
逮捕されたのはセランゴール州議会議員のロニー・リウ氏。
リウ氏の逮捕を受けて、人権団体、マレーシア人民の声(
百貨店「ロビンソンズ」が事業清算、マレーシアから撤退
【クアラルンプール】 シンガポールの百貨店「ロビンソンズ」は、マレーシアとシンガポールにおける事業を清算すると発表。マレーシア国内の店舗2店舗を閉鎖しマレーシアから撤退する。
ロビンソン・コー(マレーシア)によると、新型コロナウイルス「Covid-19」流行の影響でオンラインショッピングの増加により、店舗での販売需要の低迷により事業を継続することが難しくなった。またマレーシアでは今後も消費者による支出引き締めが今後も続くことが予想されること、小売業界の成長率が過去33年間で最低となったこと、年末まで明るい見通しを持つことは難しいと判断したことから、同社は清算手続きを開始した。
ロビンソンズは現在、クアラルンプール(KL)のミッドバレーにあるショッピングモール「ガーデンズ・モール」、KL中心部のホテル「フォーシーズンズホテル・クアラルンプール」に併設されたショッピングモール「ショップス・アット・フォーシーズンズ・プレイス」に店舗がある。
ロビンソンズによると、小売業の今後の動向を調べた報告書では、世界的に有名な小売業者も事業を撤退する動きが出ており、ショッピングモールに出店する店舗の半数は今後5年で閉店すると見込まれている。
(ベルナマ通信、10月30日)
ノール保健事務次官がアニメに登場、SOP遵守呼びかけ
【クアラルンプール】 人気アニメ「ボボイ・ボーイ」と保健省がコラボレーション。
保健省のフェイスブックに掲載されたアニメは1分ほどの長さ。
CAPPは▽予防と教育▽実践▽遵守▽観察——
同動画はYouTubeで7万1,000回以上の再生され、7,
(マレー・メイル、10月23日)