【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム首相は9日、
副大臣は正大臣と異なる政党から選ばれており、
財務相を兼務するアンワル首相を支える重要ポストである副財務相
このほか大物政治家からは元マラッカ州首相のアドリー・
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム首相は9日、
副大臣は正大臣と異なる政党から選ばれており、
財務相を兼務するアンワル首相を支える重要ポストである副財務相
このほか大物政治家からは元マラッカ州首相のアドリー・
【クアラルンプール】 テンク・ザフルル通産相は8日、通産省の電気自動車(EV)
ザフルル通産相によると、これらの目標を達成するために、
前政権が発表した2023年度予算案では、
(ポールタン、12月8日)
【プトラジャヤ】 ファーミ・ファジル通信デジタル相は、
ファーミ大臣によると、動画投稿サイトのティックトックでは、
ファーミ大臣は、
ファーミ大臣はまた、省名称について、通信・
(ザ・サン、ザ・スター、12月8日、マレーメイル、
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム首相率いる連立政権に参加する各政党・
ラフィジ氏は連立協定の効力は1期5年のみであり、
一方、副大臣人事についてラフィジ氏は、
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム首相は、5日に開催された臨時閣議後の記者会見で、新政権の取り組みについて発表した。
経済が回復するまで、閣僚の月給を20%削減する。選挙時の公約に基づくもので、首相就任直後に自身の給与は受け取らないと発表していた。「1980年国会議員(報酬)法」によると、首相の月給は2万2,826.65リンギ、副首相は1万8,168.15リンギ、閣僚は1万4,907.20リンギ。
前政権が導入した5Gネットワーク計画については、透明性が足りないため見直しを行うとした。現在、5G回線は国営デジタル・ナショナル(DNB)による単独卸売制となっているが、各通信企業からその価格や透明性、国による独占について懸念が示されていた。
また、4桁の数字を当てる「4D宝くじ」について、来年以降、特別抽選を年8回に制限するとした。「4D宝くじ」の通常発売は週3回だが、政府は今年、それに加えて特別抽選を22回行う許可を出している。アンワル首相は、以前の希望同盟(PH)政権下では特別抽選が8回だけであったため、その回数に戻すとした。
一方、2023年度予算案については、改善を行う予定だとしたが、特定の項目についての撤回は考えていないと述べた。
【クアラルンプール】 2日に発足したアンワル・イブラヒム内閣で初入閣したラフィジ・
ラフィジ氏は今月19、
来年度予算案は10月7日に前イスマイル・
またラフィジ氏は、
(エッジ、ベルナマ通信、12月5日)
【プトラジャヤ=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム新首相は2日、
連携して与党連合・希望同盟(PH)
要である財務相はアンワル首相が兼任する。
このほかの閣僚人事は次の通り。
◎外務相・・・ザンブリー・アブドル・カディル
◎通産相・・・テンク・ザフルル
◎教育相・・・ファドリナ・シデク
◎保健相・・・ザリハ・ムスタファ
◎公共事業相・・・アレクサンダー・ナンタ・リンギ
◎人的資源相・・・V.シバクマル
◎女性家族相・・・ナンシー・シュクリ
◎通信デジタル相・・・ファーミ・ファジル
◎地方行政開発相・・・ンガ・コーミン
◎科学技術相・・・チャン・リーカン
◎首相府相(法務・制度改革担当)・・・アザリナ・オスマン
◎国内取引物価相・・・サラフディン・アユブ
◎観光芸術文化相・・・ティオン・キンシン
◎青年スポーツ相・・・ハンナ・ヨー
◎起業家開発共同組合相・・・イーウォン・ベネディック
◎国民統合相・・・アーロン・アゴ・ダガン
◎首相府相(サバ・サラワク州問題)・・・アルミザン・
◎宗教問題相・・・モハマド・ナイム・モクタル
*
これに先立ちアンワル首相は、
【カジャン=マレーシアBIZナビ】 第10代首相に選出されたアンワル・イブラヒム首相は24日、就任後初の会見を開き、憲法に明記されている公的宗教としてのイスラム教の位置づけやマレー語の公用語としての特別な位置づけ、ブミプトラ(マレー人と先住民の総称)の地位、統治者の地位などを保証しつつ、民族や宗教に関係なくすべてのマレーシア国民の権利を保証することを約束した。
アンワル首相は、政策の焦点を経済に置いているとした上で、貧困者の福祉が守られるよう経済回復に必要な措置をとっていくと強調。大連立政権は、総選挙で82議席を獲得して首位となった自身が率いる与党・希望同盟(PH)と30議席を獲得し第三勢力となった国民戦線(BN)、23議席を獲得し第四勢力となったサラワク政党連合(GPS)で組織するが、他の政党もすでに協力する意思を示していると述べ、良好なガバナンスや反汚職、すべてのマレーシア人のためのマレーシアという原則に従うことを条件にすべての人々を受け入れると表明した。
■12月の初国会で自身への信任投票を実施■
また73議席を獲得し第二勢力となった国民同盟(PN)を率いるムヒディン・ヤシン元首相がアンワル政権の正統性に疑義を申し立てていることについて、12月19日の開会を予定している初国会で、自身に対する信任投票に応じる考えを表明。支持を表明している下院(定数222)議員が過半数を上回る130ー140人に上っていると自信をみせた。
ムヒディン氏は自身への支持がアブドラ国王が名簿提出期限を延長する前にすでに過半数を超える115人に上っていたと主張。改めて国会で信任投票に応じるようアンワル氏に求めていた。
■副首相2人、東マレーシアからも起用■
閣僚人事については、東マレーシアで最大のGPSの協力が欠かせないとして、副首相に半島部と東マレーシアから1人ずつ指名する考えを示した。
前イスマイル政権で国会に提出されたまま宙に浮いている来年度予算案については、新たな予算案もしくは修正した予算案を年明けにも再提出する考えを示した。
アンワル首相はこのほか、28日(月)を休日とすると発表した。
岸田文雄首相は25日、アンワル首相に対して祝意を表する書簡を
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 第10代総理大臣に先の総選挙で最大の政党連合となった希望同盟(PH)のアンワル・イブラヒム会長(元副首相、人民正義党=PKR党首)が選出され、24日、王宮で就任宣誓を行った。
PHを含めた連立政権には第三の政党連合、国民戦線(BN)のほか、第四の政党連合、サラワク政党連合(GPS)やサバ国民連合(GRS)、そして最後までPH主導の連立政権への参加に抵抗していた第二勢力の国民同盟(PN)も合流する意向を示しており、最終的にこれらを糾合した大連立政権を樹立することになる見通しだ。大連立の大所帯を運営するにあたって、アンワル新首相は閣僚ポストを各勢力にどのように配分するか早速手腕が試されることとなる。
19日に行われた総選挙では下院(定数222)でPHが82議席、PNが73議席を獲得したが、いずれも過半数に届かなかった。このため両勢力は過半数掌握に向け、30議席を獲得したBNやサバ・サラワク州の地方政党と水面下での連立交渉を進めていたが、カギを握るBNがいずれの勢力とも連携しないと宣言したため両勢力共に決め手を欠き膠着状態に陥っていた。
打開に向けて仲介に乗り出したアブドラ国王が、各勢力の代表と面会して大連立を持ち掛けたことで事態が動き、方針を巡って内部対立が起きていたBNがPH支持に方向転換したことで過半数獲得のメドがたった。
アンワル氏は1947年8月10日生まれの75歳。イスラム青年組織のリーダーを経て1981年にBNを率いる統一マレー国民組織(UMNO)に入党。すぐに頭角を現して、当時のマハティール・モハマド内閣で文化青年スポーツ相、農業相、教育相などを歴任し、1991年に財務相、1993年には副首相に就任した。しかし1997年に打ち出した縁故主義打破などを謳った改革がマハティール首相の逆鱗に触れ、1998年9月に解任され、同性愛容疑で逮捕・投獄されるという政治的弾圧を受けた。
アンワル氏不在の間は、妻のワン・アジザ氏ら支持者が人民正義党(KEADILAN、後のPKR)を結成。華人系野党・民主行動党(DAP)などと野党連合PHを結成し勢力を拡大し、さらには打倒BNを掲げて仇敵のマハティール氏とも和解を実現し、2018年の総選挙ではついに政権奪取に成功した。アンワル氏はこれに合わせて国王から恩赦を受けて出獄し、PKR党首となってPH政権を支えた。
PH政権で首相となったマハティール氏とは総選挙前に1年後に政権を譲るとの密約があったが、マハティール氏が約束を先延ばししたことで両者の溝が深まり、マハティール氏支持者らがアンワル氏とDAPの排除を目指して野党となったUMNOや汎マレーシア・イスラム党(PAS)を取り込んで政変を起こし(2020年のシェラトン・ムーブ)、アンワル氏は首相になれないまま再び野党の身となっていた。
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 19日に投開票が行われた第15回総選挙で落選したマハティール
総選挙ではペジュアンが中心となって結成した新たなマレー系政党
マハティール氏はフェイスブックへの投稿で、「
また自身の今後の活動については、「
マハティール氏は総選挙に出馬するにあたって、