新型コロナの感染者数は6623人、4カ月ぶりに7千人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、17日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は6,623人だったと発表した。2月3日(感染者数5,720人)以来、最少となり、7,000人を下回った。累計感染者数は438万9,025人だった。
新たに241人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が135人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は106人だった。
新たに1万1,233人が回復し、累計治癒者は424万9,704人となった。死者数は12人で、累計は3万5,421人。アクティブ感染者は、前日から4,622人減って10万3,900人となった。病床使用率は59.0%にダウン。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.86だった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,624万6,346人で、接種率は80.4%。ブースター接種完了者は1,597万4,034人で、接種率は48.9%となった。
新たに発生したクラスターは6カ所で、全て教育機関(クアラルンプール、セランゴール州、ペラ州、ジョホール州)で確認した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は120カ所に増えた。

2回目追加接種、60歳以上や海外渡航者が接種可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カイリー・ジャマルディン保健相は14日の記者会見で、新型コロナウイルス「Covid-19」の2回目の追加(ブースター)接種について、60歳以上の希望者、あるいは海外渡航で必要な場合に受けることができると明らかにした。いずれの場合も追加接種は必須ではなく任意。
60歳以上の場合、1回目の追加接種から4ー6カ月後に2回目の追加接種が可能。基礎疾患がある人が対象だが、健康な場合でも医師との相談の上で接種できる。万が一新型コロナに感染した場合でも、回復後3カ月が経過していれば、2回目の追加接種が認められる。
海外渡航では、渡航先の国が追加接種2回を渡航条件としている場合、あるいはシノバック製ワクチンを認めていない場合、保健省に申請の上、2回目の追加接種が可能となる。1回目の追加接種から1カ月以上が経過していることが条件となる
カイリー大臣はまた、新型コロナの感染者との濃厚接触者について、無症状の場合はワクチンの接種状況に関わらず、22日付けで隔離が不要となると述べた。従来は無症状かつ追加接種を受けているのみ隔離が不要となっていたため、対象を広げた格好。発症した場合は自己隔離の上、発症時および発症後3日目にRTK抗原検査を受ける。検査結果が陰性かつ症状が改善された場合は自由な活動が許可され、陽性の場合は7日間の隔離が必要となる。
■施設入場時のチェックイン撤廃を検討■
カイリー大臣は、新型コロナ情報・追跡アプリ「MySejahtera」アプリでの施設入場時のチェックインについて、今後数週間のうちに撤廃について検討すると言明。一方、オミクロン株流行時に「カジュアル・コンタクト(感染判明者と同時に同じ場所にいた)」となった人のうち45%が陽性となっており、感染経路の追跡という面で「MySejahtera」は有益だとした。

新型コロナの感染者数は1万413人、2日連続で1万人超

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、14日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万413人だったと発表した。2日連続で1万人を超えた。累計感染者数は436万3,024人となった。
新たに374人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が220人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は154人だった。
新たに1万3,202人が回復し、累計治癒者は420万9,858人となった。死者数は18人で、累計は3万5,381人。アクティブ感染者は、前日から2,807人減って11万7,785人となった。病床使用率は62.7%にアップ。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.86に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,609万7,771人で、接種率は79.9%。ブースター接種完了者は1,595万9,507人で、接種率は48.9%となった。
新たに発生したクラスターは8カ所で、全て教育機関(クアラルンプール、セランゴール州、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン州、クランタン州、ペラ州、ジョホール州)で確認した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は112カ所に減少した。

新型コロナの感染者数は1万52人、4日ぶりに1万人超

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、13日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万52人だったと発表した。3日連続で1万人以下を維持していたが、4日ぶりに再び1万人を超えた。累計感染者数は435万2,611人となった。
新たに426人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が244人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は182人だった。
新たに1万5,893人が回復し、累計治癒者は419万6,656人となった。死者数は22人で、累計は3万5,363人。アクティブ感染者は、前日から5,063人減って12万592人となった。病床使用率は62.1%にアップ。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.85に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,605万4,361人で、接種率は79.8%。ブースター接種完了者は1,595万859人で、接種率は48.8%となった。
新たに発生したクラスターは3カ所で、全て教育機関(プトラジャヤ、ペラ州、ジョホール州)で確認した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は113カ所に減少した。

 

新型コロナの感染者数は9002人、4日ぶりに前日を上回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、12日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は9,002人だったと発表した。3日連続で1万人以下を維持したものの、4日ぶりに前日を上回った。累計感染者数は434万2,559人となった。
新たに394人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が232人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は162人だった。
新たに1万6,986人が回復し、累計治癒者は418万763人となった。死者数は30人で、累計は3万5,341人。アクティブ感染者は、前日から8,014人減って12万6,455人となった。病床使用率は60.2%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,691万8,446人で、接種率は79.7%。ブースター接種完了者は1,594万2,215人で、接種率は48.8%。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.84で横ばいだった。
新たに発生したクラスターは3カ所で、全て教育機関(セランゴール州、ネグリ・センビラン州、クランタン州)で確認した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は117カ所に減少した。

新型コロナの感染者数は7739人、2日連続で1万人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、11日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は7,739人だったと発表した。前日を更に下回り、2日連続で1万人以下を維持した。累計感染者数は433万3,557人となった。
新たに427人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が240人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は187人だった。
新たに1万9,049人が回復し、累計治癒者は416万3,777人となった。死者数は19人で、累計は3万5,311人。アクティブ感染者は、前日から1万1,329人減って13万4,469人となった。病床使用率は60.9%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,598万4,454人で、接種率は79.6%。ブースター接種完了者は1,593万3,049人で、接種率は48.8%だった。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.84に上昇した。
また新たに発生したクラスターは2カ所(クアラルンプールとジョホール州)で、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は126カ所に減少した。

新型コロナの感染者数は8112人、約2カ月ぶりに1万人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、10日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は8,112人だったと発表した。2月5日以来初めて1万人を下回った。累計感染者数は432万5,818人となった。
新たに382人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が215人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は167人だった。
新たに1万5,765人が回復し、累計治癒者は414万4,728人となった。死者数は12人で、累計は3万5,292人。アクティブ感染者は、前日から7,665人減って14万75,798人となった。うち97.7%が自宅、0.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、1.9%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は59.4%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,594万9,861人で、接種率は79.5%。ブースター接種完了者は1,592万2,033人で、接種率は48.8%だった。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.82に下降した。
また新たに発生したクラスターはゼロで、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は129カ所に減少した。

エアアジア、KLIA2で入国者に簡易抗原検査を提供

【セパン】 格安航空のエアアジアは簡易抗原検査サービスを同航空利用の入国者に提供することで、医療グループのセンチュリー・メディカル・センター・メディジャヤと合意し覚書を交わした。検査施設はクアラルンプール新国際空港の格安航空会社ターミナル(KLIA2)にある商業施設「ゲートウェイ@klia2」に設けた。
検査を実施するのはマレーシアとシンガポールで活動する医療検査のパスラボ。到着客に60リンギで17日から検査サービスを提供する。
パスラボの社長でもあるメディジャヤのマーカス・カム社長によると、綿棒を使った検体採取に要する時間は5分以内で、検査結果は30分以内に政府のコロナウイルス情報追跡アプリ「MySejahtera」にアップロードされる。受検者当人にも電子メールで24時間以内に通知する。
出国する旅客にもメディジャヤは120リンギでPCR検査を提供する。この検査結果も24時間以内に当人にメールで通知する。
メディジャヤはKLIA2以外では、ペタリンジャヤ、クラン、クアラルンプール、ジョホールバルで検査サービスを提供している。マラッカ、コタキナバルでも近くサービスを開始する。
(ザ・スター、4月7日)

新型コロナの感染者数は1万1994人、病床使用率は62.6%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、7日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万1,994人だったと発表した。累計感染者数は429万2,585人となった。
新たに541人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が324人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は217人だった。
新たに1万6,603人が回復し、累計治癒者は409万9,786人となった。死者数は36人で、累計は3万5,228人。アクティブ感染者は、前日から4,645人減って15万7,571人となった。うち97.6%が自宅、0.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.0%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は62.6%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,587万912人で、接種率は79.2%。ブースター接種完了者は1,589万9,713人で、接種率は48.7%だった。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.83まで下降。全ての州・地域で1.00を下回った。
また新たに発生したクラスターは4カ所で、ペラ州、マラッカ州、セランゴール州、ジョホール州でそれぞれ1カ所で確認した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は151カ所で前日と変わらなかった。

非医療用フェイスマスクの品質認証、来年1月からに延期

【クアラルンプール】 6日に国内取引消費者行政省が発表した、非医療用フェイスマスクの製造業者および輸入業者に対するマレーシア標準工業研究所(SIRIM)の「MS SIRIM」認証義務化について、同省は開始を来年1月に延期すると決定した。
当初は7月4日から開始するとしていたが、発表後に不満の声が多く上がったことにより延期を決めた。業界関係者からはコストアップに対する不満が、一般消費者からは「認証が価格上昇のために利用されるのではないか」という疑問の声が上がっていた。
アレクサンダー・リンギ国内取引消費者行政相は、非医療用フェイスマスクは現状、価格統制品目に該当しないが、業者が便乗値上げするようなことがあった場合には価格統制を実施するとし、エンデミック(風土病)段階移行後はフェイスマスクの利用頻度は減少するだろうと言明。さらに、マレーシアはフェイスマスクのトップ生産国であり、品質に疑問のあるマレーシア製フェイスマスクが海外市場に大量に出回ることを避けたいと述べた。
一方、同日に発表された、電子たばこに対する「MS SIRIM」認証義務化については、予定通り8月3日より実施される。違反企業に対しては最高20万リンギの罰金が科される。個人の場合には最高10万リンギの罰金または3年以下の禁固刑、もしくはその両方が科される可能性がある。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、マレー・メイル、4月7日)