昨年の犯罪件数、10万人あたり146件に減少=内務相

【クアラルンプール】 ハムザ・ザイヌディン内務相は17日、昨年の人口10万人あたりの犯罪件数は146件となり、予想されていた246件を大幅に下回ったと明らかにした。安全レベルも昨年は64.67%となり、2020年の60.6%から上昇した。
ハムザ大臣は同日、マレーシアの安全と秩序を守るために官民協力を促進することを目指した「キタ・ディミ・ネガラ(国家のための私たち)」キャンペーンを実施すると発表した。行動制限令(MCO)中も犯罪抑制のために取り締まりや国境警備、不法移民の摘発などの努力を続けてきたことが犯罪率の低下につながったと説明。犯罪率を下げ安全性を引き上げるためには、社会のすべての協力と包括的な戦略が必要だとした。
安全保障問題に取り組むため政府は、15歳以上の学生や非政府組織(NGO)のボランティアで構成する「サハバト・キタ・ディミ・ネガラ」を立ち上げた。すでに500人が登録しており、警察から射撃などの訓練などを受け、国の安全と秩序を守るために様々な活動を行うという。
内務省は、6月から2023年7月にかけて全国を巡回して「キタ・ディミ・ネガラ」キャンペーンの周知活動を実施する計画だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、3月18日)

新型コロナの感染者数は2万7004人、病床使用率は68.6%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、17日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万7,004人だったと発表した。累計感染者数は392万7,437人となった。
新たに1,669人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が995人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は674人だった。
新たに2万9,450人が回復し、累計治癒者は359万6,453人となった。死者数は86人で、累計は3万4,185人。アクティブ感染者は、前日から2,532人減って29万6,799人となった。うち96.6%が自宅、0.7%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.6%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は68.6%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,578万2,213人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,542万5,524人で、接種率は47.2%に上昇した。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.95に下降。サバ州、ラブアン、ケダ州、パハン州、ペルリス州、クランタン州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに9カ所のクラスターを確認。うち5カ所が重症化リスクの高い集団で起きた。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は340カ所に減った。

新型コロナの感染者数は2万8298人、累計で390万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、16日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万8,298人だったと発表した。累計感染者数は390万433人となった。
新たに1,743人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が1,000人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は743人だった。
新たに3万3,009人が回復し、累計治癒者は356万7,003人となった。死者数は105人で、累計は3万4,099人。アクティブ感染者は、前日から4,816人減って29万9,331人となった。うち96.6%が自宅、0.7%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.6%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は68.8%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,577万9,848人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,539万3,296人で、接種率は47.1%に上昇した。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.96に上昇。サバ州、ラブアン、ペルリス州、クランタン州、ケダ州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに6カ所のクラスターを確認。クアラルンプールで3カ所、ペナン州、ジョホール州、ネグリ・センビラン州でそれぞれ1カ所で発生した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は346カ所に減った。

新型コロナの感染者数は2万6534人、病床使用率は68.9%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、15日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万6,534人だったと発表した。累計感染者数は387万2,135人となった。
新たに1,782人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が1,076人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は706人だった。
新たに3万1,234人が回復し、累計治癒者は353万3,994人となった。死者数は95人で、累計は3万3,994人。アクティブ感染者は、前日から4,795人減って30万4,147人となった。うち96.5%が自宅、0.7%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.7%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は68.9%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,577万6,961人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,535万7,069人で、接種率は47.0%に上昇した。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.95に下降。サバ州、ラブアン、ペルリス州、クランタン州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに4カ所のクラスターを確認。セランゴール州では職場、ペラ州とプトラジャヤでは教育機関、ペナン州では重症化するリスクが高いグループで発生した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は366カ所に減った。

新型コロナの感染者数は2万2030人、R0は1下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、14日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万2,030人だったと発表した。累計感染者数は384万5,601人となった。
新たに1,521人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が887人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は634人だった。
新たに3万3,872人が回復し、累計治癒者は350万2,760人となった。死者数は92人で、累計は3万3,899人。アクティブ感染者は、前日から1万1,934人減って30万8,942人となった。うち96.5%が自宅、0.7%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.7%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は68.3%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,577万5,007人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,531万7,615人で、接種率は46.9%に上昇した。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.96に下降。サバ州、ラブアン、ペルリス州、クランタン州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに2カ所のクラスターを確認。セランゴール州の教育機関とクアラルンプールの感染すると重症化するリスクが高いグループで発生した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は377カ所に減った。

新型コロナの感染者数は2万2535人、R0は1下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、13日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万2,535人だったと発表した。累計感染者数は382万3,571人となった。
新たに1,757人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が1,036人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は721人だった。
新たに2万5,356人が回復し、累計治癒者は346万8,888人となった。死者数は87人で、累計は3万3,807人。アクティブ感染者は、前日から2,908人減って32万876人となった。うち96.4%が自宅、0.8%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.7%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は66.8%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,577万2,154人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,528万702人で、接種率は46.8%に上昇した。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.97に下降。サバ州、ラブアン、ペルリス州、クランタン州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに6カ所のクラスターを確認。現在感染者を出し続けているアク

新型コロナの感染者数は3万787人、病床使用率は69.8%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、10日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3万787人だったと発表した。累計感染者数は374万1,986人となった。
新たに2,048人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が1,277人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は771人だった。
新たに2万6,457人が回復し、累計治癒者は339万3,999人となった。死者数は70人で、累計は3万3,567人。アクティブ感染者は、前日から4,260人増えて31万4,420人となった。うち96.1%が自宅、1.0%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.8%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は69.8%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,576万7,503人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,520万2,158人で、接種率は46.6%に上昇した。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.04に下降。サバ州、ラブアン、ジョホール州、クランタン州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに4カ所のクラスターを確認。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は419カ所に減った。

新型コロナの感染者数は3万246人、病床使用率は66.7%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、9日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3万246人だったと発表した。累計感染者数は371万1,199人となった。
新たに1,929人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が1,195人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は734人だった。
新たに2万6,653人が回復し、累計治癒者は336万7,542人となった。死者数は113人で、累計は3万3,497人。アクティブ感染者は、前日から3,480人増えて31万160人となった。うち96.1%が自宅、1.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.8%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は66.7%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,576万5,486人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,515万7,782人で、接種率は46.4%となった。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.06に下降。サバ州、ラブアン、ジョホール州、クランタン州、ペルリス州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに5カ所のクラスターを確認。教育機関が3カ所で最も多かった。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は424カ所に減った。

新型コロナの感染者数は3万1490人、病床使用率は69.8%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、8日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3万1,490人だったと発表した。累計感染者数は368万953人となった。
新たに1,967人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が1,276人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は691人だった。
新たに2万9,035人が回復し、累計治癒者は334万889人となった。死者数は79人で、累計は3万3,384人。アクティブ感染者は、前日から2,376人増えて30万6,680人となった。うち95.9%が自宅、1.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、2.8%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は69.8%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,576万3,360人で、接種率は78.9%だった。ブースター接種完了者は1,511万3,923人で、接種率は46.3%となった。
1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.07に上昇。サバ州、ラブアン、ジョホール州、クランタン州以外の州・地域で1.00を上回った。
また新たに11カ所のクラスターを確認。教育機関が6カ所で最も多かった。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は445カ所で、前日と変わらなかった。

4月からエンデミック段階に移行=首相

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は8日にテレビ演説を行い、4月1日から新型コロナウイルス「Covid-19」のパンデミック(流行)段階からエンデミック(風土病)の段階に移行すると発表した。
イスマイル首相は、エンデミック段階への移行決定は、ワクチン接種率の高さ、感染者による病床使用率の低さ、その他のリスク要因を考慮して決定したと説明。ただしエンデミック段階でも依然として公共の場でのマスク着用は義務付けるとした。また企業の営業時間の制限は撤廃される。
イスマイル首相はまた、国境を4月1日付けで再開すると発表した。国境再開は2020年3月の最初の行動制限令(MCO)が発令されて以来、2年ぶりとなる。
ワクチン接種を完了した旅行者は、出発前と到着時に感染検査を受ける必要があるが、マレーシア再入国の際の隔離は不要となる。
今年1月3日よりサラワク州とクランタン州が国家復興計画(NRP)の第3フェーズから第4フェーズとなり、国内すべての州・地域が最終段階の第4フェーズに入った。成人のワクチン接種率が98%に、追加接種率も64%に達しており、追加接種も進んでいることから政府は当初、2021年後半にはエンデミック段階への移行できるとの期待を示していたが、オミクロン株感染拡大により先送りとなっていた。