新型コロナの感染者数は8075人、2日連続で1万人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は8,075人だったと発表した。2日連続で1万人を下回った。累計感染者数は228万5,640人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く1,189人だった。それに▽クランタン(1,020人)▽ペナン(853人)▽ジョホール(781人)▽セランゴール(686人)▽サバ(677人)▽トレンガヌ(636人)▽ケダ(628人)▽ペラ(548人)▽パハン(522人)▽マラッカ(219人)▽クアラルンプール(KL、151人)▽ネグリ・センビラン(108人)▽ペルリス(36人)▽プトラジャヤ(19人)▽ラブアン(2人)ーーが続いた。
3日の新規感染者は9,066人で、7月16日以来初めて1万人を下回った。1万4,454人が回復し、累計治癒者は累計で210万565人となり、死者数は118人で、累計で2万6,683人となった。アクティブ感染者は、前日から5,506人減少し、15万317人となった。アクティブ染者数のうち、82.1%が自宅、11.4%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.9%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また同日は新たに6カ所のクラスターを確認。5月13日ぶりに10カ所を下回った。職場とコミュニティでそれぞれ3カ所でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールとクランタン、パハンでそれぞれ2カ所となった。

新型コロナの感染者数は1万1889人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は1日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万1,889人だったと発表した。累計感染者数は225万7,584人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く2,413人だった。それに▽セランゴール(1,568人)▽ジョホール(1,217人)▽ペラ(959人)▽サバ(872人)▽クランタン(858人)▽パハン(831人)▽ペナン(779人)▽ケダ(710人)▽トレンガヌ(699人)▽マラッカ(378人)▽クアラルンプール(KL、289人)▽ネグリ・センビラン(197人)▽ペルリス(81人)▽プトラジャヤ(36人)▽ラブアン(2人)ーーが続いた。
9月30日には、1万7,725人が回復し、累計治癒者は累計で205万4,824人となり、死者数は192人で、累計で2万6,335人となった。アクティブ感染者は、前日から5,182人減少し、16万4,536人となった。アクティブ染者数のうち、82.9%が自宅、11.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.4%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また同日は新たに15カ所のクラスターを確認。職場で9カ所、コミュニティで5カ所、福祉施設で1カ所でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールとクランタンがそれぞれ4カ所で最も多かった。

新型コロナの感染者数は1万2735人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は9月30日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万2,735人だったと発表した。累計感染者数は224万5,735人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く2,487人だった。それに▽セランゴール(1,940人)▽ジョホール(1,241人)▽クランタン(1,232人)▽ケダ(1,033人)▽サバ(993人)▽ペラ(913人)▽ペナン(763人)▽トレンガヌ(726人)▽パハン(697人)▽クアラルンプール(KL、258人)▽マラッカ(194人)▽ネグリ・センビラン(132人)▽ペルリス(97人)▽プトラジャヤ(28人)▽ラブアン(1人)ーーが続いた。
29日には、1万7,000人が回復し、累計治癒者は累計で203万7,099人となり、死者数は208人で、累計で2万6,143人となった。アクティブ感染者は、前日から4,774人減少し、16万9,718人となった。アクティブ染者数のうち、82.8%が自宅、11.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.4%が医療機関、0.5%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また同日は新たに15カ所のクラスターを確認。職場で9カ所、コミュニティで6カ所でクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが6カ所で最も多かった。

首都圏とマラッカ、10月1日よりNRP第3フェーズに移行

【ペタリンジャヤ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は、10月1日付けで首都圏クランバレーとマラッカ州が国家復興計画(NRP)の第3フェーズに、ケダ州が同第2フェーズにそれぞれ移行すると発表した。これにより第1フェーズに指定されている州・地域はなくなる。
10月1日以降、第2フェーズが▽ケダ▽ペナン▽ペラ▽クランタン▽ジョホール▽サバーー、第3フェーズが▽首都圏(クアラルンプール・セランゴール・プトラジャヤ)▽マラッカ▽ペルリス▽パハン▽トレンガヌ▽サラワクーー、第4フェーズがラブアンおよびネグリ・センビランとなる。
標準的運用手順(SOP)についても変更が行なわれる。10月1日からワクチンを接種を完了した18歳以上は、マスク着用・飲食禁止の条件の下、スポーツの試合をスタジアム観戦できる。政府や民間の公式行事については、ワクチンを接種完了を条件に、第2・3フェーズでは定員の50%まで、第4フェーズでは定員100%で参加が許可される。ワクチン未接種者が参加する場合は、事前に唾液による自己検査キットでの検査が必要となる。また、高等教育機関の再開に伴い、10月15日からすべてのフェーズで、技術職業教育訓練(TVET)カレッジなどの職業訓練施設や産業訓練センターを再開する。SOP詳細は、ウェブサイト(www.mkn.gov.myから入手可能。
一方、イスマイル首相は、自宅待機や観察命令違反について、違反者には厳しい措置をとると述べた。「政府は、エンデミック段階移行を見据え制限を緩和しているが、感染連鎖を断ち切るためにもSOPを厳守してほしい」と国民に呼びかけた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ニュー・ストレーツ・タイムズ、エッジ、9月29日)

サバ州、10月1日より地区間移動が可能に

【コタキナバル】 サバ州政府は28日、10月1日付けで地区間移動を解禁すると発表した。州内成人人口の60%が新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種を完了することが条件となっている。
同州のマシディ・マンジュン住宅地方自治相によると、複数地区を統合・線引きするゾーニング方法を採用。ゾーン内でのワクチン接種率も同様に成人人口の60%以上が必要。接種率が60%に満たない地区はゾーンから除外され、地区間移動できない。
また、10月1日付けで州内の美容・健康、観光などの業種で営業再開が許可される。対象となるのは、▽スパ▽美容院▽リフレクソロジー▽健康センター▽マッサージ▽マニキュア・ペディキュア▽観光・レクリエーション(動物園、プランテーション、教育センター、ジャングルパークなど)ーー。利用客は、施設への入場時にコロナアプリ「MySejahtera」で「低リスク」評価を得ており、ワクチン接種完了を示す必要がある。
ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)のデータによると、サバ州では、28日現在、ワクチン1回目接種者は218万7,628人、2回目接種完了者は164万4,753人。成人人口の59.5%がワクチン2回接種を完了している。
(エッジ、9月28日)

新型コロナの感染者数は1万2434人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は29日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万2,434人だったと発表した。累計感染者数は223万2,960人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く2,967人だった。それに▽セランゴール(1,362人)▽ジョホール(1,289人)▽クランタン(1,125人)▽サバ(1,000人)▽ペラ(971人)▽ペナン(863人)▽パハン(663人)▽ケダ(652人)▽トレンガヌ(612人)▽マラッカ(375人)▽クアラルンプール(KL、284人)▽ネグリ・センビラン(169人)▽ペルリス(79人)▽プトラジャヤ(18人)▽ラブアン(5人)ーーが続いた。
28日に確認された新規感染者数のうち、82.9%が自宅、11.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.3%が医療機関、0.5%が集中治療室(ICU)で療養中。1万4,160人が回復し、累計治癒者は200万2,099人、死者数は240人で、累計で2万5,935人だった。アクティブ感染者は、前日から3,068人減少し、17万4,492人となった。
また同日は新たに15カ所のクラスターを確認。コミュニティで9カ所、職場で6カ所でクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが4カ所で最も多かった。

州間移動が10月から解禁の見通し、接種率90%達成が条件

【プトラジャヤ】 国家復興評議会(NRC、MPN)のムヒディン ヤシン議長(前首相)は、成人人口の90%がワクチン接種を完了した場合、10月から州間移動が解禁される見込みだと述べた。
27日のMPN会議には、ムヒディン議長に加え、▽テンク・ザフフル・アブドル・アジズ財務相▽アズミン・アリ上級相(兼通産相)▽モハマド・ラジ上級相(兼教育相)▽カイリー・ジャマルディン保健相ーーが出席。州間移動について、ワクチンの接種状況に応じて遅くとも10月初旬ー中旬に解禁することが決定されたという。同時に海外との往来についても関係省庁で検討が進んでおり、イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相と話し合う予定があるとした。検討事項には、観光客や実業家の入国案、ワクチン接種完了者を受け入れる国への出国案がともに含まれているという。
ムヒディン議長によると、本MPN会議では、10月から段階的に再開される学校の再開準備状況や州復興協議会の新設についても議論が行なわれた。州復興業議会は、MPNでの決定事項を州レベルで滞りなく実施するための会議体。首相や閣僚に案を提出し、検討と合意を得ることになるという。
ムヒディン議長は、MPNは様々な分野の人を巻き込み国の復興に全面的に取り組んでいくとした。今後、経営者や零細・中小企業オーナーのビジネス継続支援や、パンデミックの影響を受け悪化している貧困問題の対処にも力を入れていきたいと強調した。
(ベルナマ通信、9月27日)

サラワク南部地域、10月1日から第3フェーズに移行

【クチン】 サラワク州の南部地域は、10月1日付けで国家復興計画(NRP)の第2フェーズから第3フェーズに移行する。27日、サラワク州防災委員会(SDMC)事務局が発表した。
今回移行するのは、▽クチン▽バウ▽ルンドゥ▽サマラハン▽アサジャヤ▽シムンジャン▽セリアン▽テベドゥーー。
第3フェーズへの移行に伴い、各種経済活動やスポーツ、観光、レクリエーション活動が認められるが、標準的運用手順(SOP)の遵守が必須となる。▽宝くじ▽健康製品販売▽スパ▽リフレクソロジー▽美容サロン▽ネットカフェ▽玩具ショップ▽ビリヤードセンターーー向けのSOPは来週よりCOVIDNOW (https://covidnow.moh.gov.my/swak )から入手可能。ジム、ズンバやヨガなどのスタジオやスイミングプールについては、サラワク州青年スポーツ省から、観光関連イベントや商品については、サラワク州観光芸術文化省からSOPを入手する必要がある。
一方、SDMC事務局は、南部地域では、地域間移動は禁止されておらず、警察の許可証も不要だが、輸送車両の運転手(同乗者含む)が頻繁に地域間を移動する場合には、警察から許可証を取得し、7日ごとにRTK抗原検査または唾液PCR検査を受ける必要があるとした。この運転手向け新ルールは28日付で発効する。
(マレー・メイル、9月27日)

新型コロナの感染者数は1万1332人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は28日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万1,332人だったと発表した。累計感染者数は222万526人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く2,358人だった。それに▽ジョホール(1,319人)▽セランゴール(1,231人)▽クランタン(1,088人)▽サバ(965人)▽ペナン(895人)▽ケダ(819人)▽ペラ(678人)▽パハン(677人)▽トレンガヌ(629人)▽マラッカ(303人)▽クアラルンプール(KL、240人)▽ネグリ・センビラン(89人)▽プトラジャヤ(19人)▽ペルリス(19人)▽ラブアン(3人)ーーが続いた。
27日に確認された新規感染者数のうち、83.3%が自宅、10.8%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.4%が医療機関、0.5%が集中治療室(ICU)で療養中。1万6,430人が回復し、累計治癒者は200万5,939人、死者数は258人で、累計で2万5,695人だった。アクティブ感染者は、前日から5,729人減少し、17万7,560人となった。
また同日は新たに19カ所のクラスターを確認。職場で9カ所、コミュニティで8カ所、残りは福祉施設と拘留所でクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが8カ所で最も多かった。

州間移動、3週間以内に解禁の見込み=国防相

【プトラジャヤ】 ヒシャムディン・フセイン上級相(国防相)は25日、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種完了率が今後3週間以内に成人人口の90%を越え、州間移動の許可が下りる見込みだと述べた。保健省によると、26日時点で接種完了率は83.7%に達している。
同相は、国軍と保健省との協力を強化し、ワクチン接種率を向上させる対策を講じるとした。すでに実施しているドライブスルー方式のワクチン接種を拡大し、遠隔地へはCMVT(軍医ワクチン・チーム)の派遣も行なう。さらに同相は、州間移動の実現には、標準的運用手順(SOP)や監督機関の責任範囲などもあらかじめ検討しておく必要があるとした。
イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相も、22日開催の新型コロナウイルス「Covid-19」管理に関する特別委員会において、「成人人口90%のワクチン接種を条件に州間移動を許可する」ことで合意したと述べた。22日時点で成人人口の81%へのワクチン接種が完了しているため、解禁までそれほど時間はかからないはずだとし、あと少しだけ我慢してほしいと国民に理解を求めた。
(ベルナマ通信、9月24、25日)