新型コロナの感染者数は2万1176人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万1,176人となったと発表した。アクティブ感染者数は24万2,161人で、累計感染者数は194万950人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,734人だった。それに▽セランゴール(3,595人)▽ジョホール(2,297人)▽サバ(2,246人)▽ペナン(1,939人)▽ケダ(1808人)▽ペラ(1,366人)▽クランタン(1,254人)▽パハン(853人)▽トレンガヌ(776人)▽マラッカ(485人)▽クアラルンプール(KL、467人)▽ネグリ・センビラン(252人)▽ペルリス(77人)▽プトラジャヤ(21人)▽ラブアン(6人)ーーが続いた。2万1,476人が新たに回復し、累計治癒者は167万8,962人、死者数は341人で、累計で1万9,827人となった。
9日には新たに27カ所のクラスターを確認した。職場で15カ所、コミュニティで11カ所、教育機関1カ所でクラスターが発生した。州・地域別ではセランゴールが7カ所で最も多かった。

ワクチン完了者、ジムを除き屋内スポーツが可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は、国家復興計画(NRP)第1フェーズにとどまっている州についても、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種が完了した人を対象に10日付けで屋内スポーツ活動を認めると発表した。
保健省と国家安全委員会(NSC)が実施したリスク評価に基づき決定された。ただし個々に標準的運用手順(SOP)の遵守が求められており、またスポーツジムについては対象から除外されている。
スポーツジムが許可対象から除外されていることについてはカイリー・ジャマルディン保健相は、保健省とNSCが共同で室内換気に関するガイドラインを策定中だと発表。近く営業再開が認められる見通しであることを明らかにした。
映画館や劇場については一足先に9日から営業再開が認められることになっており、アハマド・ファイザル・アズム青年スポーツ相がスポーツジムとアウトドアスポーツに関しても再開を許可するようカイリー保健相に要望していた。

新型コロナの感染者数は1万9307人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は9日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万9,307人となったと発表した。アクティブ感染者数は24万2,802人で、累計感染者数は191万9,774人となった。

州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,118人だった。それに▽セランゴール(2,700人)▽サバ(2,298人)▽ペナン(2,243人)▽ジョホール(2,032人)▽クランタン(1,438人)▽ケダ(1,355人)▽ペラ(1,341人)▽トレンガヌ(910人)▽パハン(661人)▽クアラルンプール(KL、513人)▽マラッカ(340人)▽ネグリ・センビラン(207人)▽ペルリス(108人)▽プトラジャヤ(28人)▽ラブアン(15人)ーーが続いた。2万4,855人が新たに回復し、累計治癒者は165万7,486人、死者数は323人で、累計で1万9,486人となった。

8日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が97.8%を占めた。

また同日は新たに35カ所のクラスターを確認した。職場で20カ所、コミュニティで11カ所、残りは福祉施設、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが8カ所で最も多かった。

これまで確認されたクラスターは累計4,995カ所で、現在感染者を出しているアクティブなクラスターは1,459カ所となった。

首都圏が第2フェーズに移行、地域間移動が可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は、首都圏クランバレーに位置するセランゴール州、クアラルンプール(KL)、プトラジャヤについて、10日付けで国家復興計画(NRP)の第2フェーズに移行すると発表した。
8日に開催された新型コロナウイルス「Covid-19」管理に関する特別委員会で決定した。これからは首都圏のこれら3地域は一つのエリアとみなされることとなり、第1フェーズでは禁じられていた地域間の移動が認められる。各地域を結ぶ重点道路に設置されていた警察の検問も撤去される。第2フェーズへの移行にともない、ワクチン接種完了者を対象に宿泊を含む州内の観光旅行、また単身赴任者が家族に会うための州を跨いだ移動が認められる。
イスマイル首相はまた、いまだ第1フェーズにとどまっている州に関する規制緩和も発表。花屋や保育園、アウトドア用品店、不動産ギャラリーの営業も10日付で再開が認められると述べた。
イスマイル首相の発表に先駆け、シャヒダン・カシム連邦直轄地相はKLとプトラジャヤが10日付けでNRP第2フェーズに移行する見通しだと発表していた。ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)の最新の統計によると、首都圏クランバレーの成人人口の97.8%がワクチン接種を完了した。

ペナン州で予約なし接種開始、成人国民を対象に

【ジョージタウン】 ペナン州政府は、18歳以上のマレーシア国民を対象に、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンの予約なし接種を8日午前10時より開始すると発表した
チョウ・コンヨウ首相によると、州内にあるワクチン接種センター(PPV)10カ所で行なう。まだ予約がとれない人や情報・追跡アプリ「MySejahtera」によるワクチン登録を行なっていない人が対象となる。
接種希望者はマレーシア国民であることを証明する身分証カードを持参すること、「MySejahtera」に登録し、症状がないこと、感染者と濃厚接触していないこと、隔離されていないことが必要。先着順となる。
チョウ氏はまた、コロナ感染者及び濃厚接触者からの相談に対応するアセスメントセンター(CAC)においてコールセンターの改善を同州特別安全委員会が約束したことを明らかにした。ホットラインは04-3827143または04-3827142で、毎日午前8時から午後10時まで受け付けている。
ペナン州の新規感染者数は5日には1,961人、6日には1,558人、7日には1,776人と高止まりしている。
(マレー・メイル、9月7日)

KLとプトラジャヤ、10日付で第2フェーズに移行へ

【クアラルンプール】 シャヒダン・カシム連邦直轄地相は8日、国家復興計画(NRP)第1フェーズに指定されているクアラルンプール(KL)とプトラジャヤについて、10日付けで第2フェーズに移行する見通しだと発表した。最終決定は国家安全委員会(NSC)が行なう。

国内取引消費者行政省によると、第2フェーズに移行すれば、標準的運用手順(SOP)の遵守や新型コロナウイルス「Covid-19」・マネジメント・システム(CIMS3.0)を通じた申請を条件に、すべての流通・販売セクターで営業再開が認められる。製造業についてはすでに、従業員のワクチン接種完了を条件に非必需品関連も稼働制限内での操業再開が認められている。

またシャヒダン氏は、同じ連邦直轄地で現在第4フェーズに移行しているラブアンについては、16日から試験的にトラベルバブルが実施されるランカウイと同様のトラベルバブルが近日実施され、観光客に開放されると明らかにした。

ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)の最新の統計によると、首都圏クランバレーの成人人口の97.8%がワクチン接種を完了した。

(フリー・マレーシア・トゥデー、星州日報、9月8日)

新型コロナの感染者数は1万9733人、累計で190万人を超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は8日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万9,733人となったと発表した。アクティブ感染者数は24万8,673人で、累計感染者数は190万467人となった。

州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,100人だった。それに▽セランゴール(2,989人)▽ペナン(2,474人)▽サバ(2,067人)▽ジョホール(1,867人)▽ケダ(1,564人)▽クランタン(1,471人)▽ペラ(1,319人)▽トレンガヌ(904人)▽パハン(700人)▽クアラルンプール(KL、537人)▽マラッカ(375人)▽ネグリ・センビラン(256人)▽ペルリス(74人)▽プトラジャヤ(29人)▽ラブアン(7人)ーーが続いた。2万2,701人が新たに回復し、累計治癒者は163万2,631人、死者数は361人で、累計で1万9,163人となった。

7日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が98.3%を占めた。
また同日は新たに39カ所のクラスターを確認した。職場で23カ所、コミュニティで13カ所、残りは福祉施設、拘置所、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが9カ所で最も多かった。

新型コロナの感染者数は1万8547人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は7日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万8,547人となったと発表した。アクティブ感染者数は25万2,002人で、累計感染者数は188万734人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,200人だった。それに▽セランゴール(2,407人)▽ジョホール(2,174人)▽サバ(2,107人)▽ペナン(1,776人)▽ケダ(1,487人)▽クランタン(1,458人)▽ペラ(1,197人)▽パハン(742人)▽トレンガヌ(645人)▽クアラルンプール(KL、631人)▽マラッカ(448人)▽ネグリ・センビラン(229人)▽プトラジャヤ(22人)▽ペルリス(20人)▽ラブアン(4人)ーーが続いた。1万8,902人が新たに回復し、累計治癒者は160万9,930人、死者数は311人で、累計で1万8,802人となった。
6日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が98.46%を占めた。カテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)とカテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)の重症者の割合は1.54%だった。
また同日は新たに30カ所のクラスターを確認した。職場で16カ所、コミュニティで7カ所、残りは医療機関と高齢者施設、リハビリ施設、拘置所、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが8カ所で最も多かった。

10代へのワクチン接種開始、州間移動の検討も最終段階へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カイリー・ジャマルディン保健相は、10代へのワクチン接種をサラワク州から開始すると発表した。
サラワク州では、成人人口の80%がワクチン接種を受けているため、9月5日の週より10代の若者に対してもワクチン接種を開始する。10代の接種目標はワクチン供給状況に応じて設定される。接種は、ワクチン接種センター(PPV)、診療所、学校で行なわれる予定。現状、ファイザー製ワクチンは、未成年に関しては12歳から17歳までの接種が承認されている。
同相は、来年1月の新学期開始時には、10代全員が接種を完了していることを望んでいると述べた。学校は10月から国家復興計画(NRP)第2フェーズ以上の州・地域において段階的に再開する計画となっているが、生徒のワクチン接種状況に応じて再開するかどうかを教育省と協議し、リスク評価を行った上で決定する。
一方、同相は、州・地区を跨いだ移動に関して国民にいましばらくの忍耐を求めた。ワクチン接種率の低い州がある状態で移動の緩和を行なってしまうと感染再拡大につながるため。9月末までにすべての州で成人人口の60%がワクチン接種を完了する予定となっており、また標準的運用手順(SOP)緩和の準備も最終段階に入っているとして理解を求めた。
6月に全国的なロックダウンが実施されて以来、必需産業従事者の通勤、緊急事態や医療目的での移動などを除き、ほとんどの州・地区を跨いだ移動が禁止となっているが、8月10日よりワクチン接種完了を条件に遠距離夫婦や18歳以下の子供に会うための移動が許可されるなど、一部規制緩和が行なわれている。

新型コロナの感染者数は1万7352人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万7,352人となったと発表した。アクティブ感染者数は25万2,668人で、累計感染者数は186万2,187人となった。

州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,714人だった。それに▽セランゴール(2,126人)▽ジョホール(2,101人)▽サバ(1,844人)▽ケダ(1,599人)▽ペナン(1,558人)▽クランタン(1,213人)▽ペラ(1,082人)▽トレンガヌ(700人)▽パハン(463人)▽クアラルンプール(KL、398人)▽マラッカ(295人)▽ネグリ・センビラン(193人)▽ペルリス(38人)▽プトラジャヤ(23人)▽ラブアン(5人)ーーが続いた。2万201人が新たに回復し、累計治癒者は159万1,028人、死者数は272人で、累計で1万8,491人となった。

5日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が98.42%を占めた。カテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)とカテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)の重症者の割合は1.58%だった。
また同日は新たに37カ所のクラスターを確認した。職場で21カ所、コミュニティで12カ所、残りはケアセンターと拘置所でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが8カ所で最も多かった。